日本スポーツマスターズ、2024年の舞台は長崎県!【スポーツツーリズム】を楽しむ名所やグルメなども紹介!

JSPOが主催する「日本スポーツマスターズ」、今年は長崎県を舞台に、一部の会期前開催競技を除いて2024年9月28日(土)~10月1日(火)の日程で開催となります。 競技の楽しみはもちろんのこと、本大会がより想い出に残る大会となるように、この記事では、長崎県内で味わえる「スポーツツーリズム」の魅力をご紹介します。

目次

スポーツ+グルメ・観光などを楽しむ!スポーツツーリズムとは

スポーツ大会の参加や観戦などで各地を訪れる際、スポーツの楽しみとともに、その地を代表するグルメや観光も楽しむ。1回のアクション(旅)をきっかけとして、新しい発見や出会いが生まれるスポーツツーリズムには、五感を刺激するプラスαのワクワクを体験できる魅力があります。
選手・スタッフや応援する立場としてその地を訪れるだけでなく、ご当地グルメなどを堪能したり(「味覚」「嗅覚」)、史跡・名勝などを辿り景色や風景を目に焼き付けたり(「視覚」)、川のせせらぎや鳥や虫の声、また独特の地形や建造物が生み出す不思議な音色を楽しんだり(「聴覚」)、温泉や工芸品に触れたり(「触覚」)、まさに五感すべてを刺激するような魅力的な体験を、スポーツとともに楽しむことができます。
一方で、そのような体験を希望する人たちと、大会の誘致や運営、地域に密着したスポーツチームの支援をおこなう団体や行政が一丸となり受け入れ態勢を整えることで、宿泊施設・飲食業・交通機関など観光に関連する産業も賑わいます。
つまり、スポーツツーリズムには、スポーツを「する」人、「みる」人、「ささえる」人たち、訪れる側や受け入れる側などそれぞれの立場での楽しみ方や魅力、波及効果があると言えます。
地域活性化を担うスポーツツーリズム!スポーツと観光の融合で生まれる地域の新しい価値とは? - JSPO Plus (japan-sports.or.jp)

スポーツや人生のセカンドステージを謳歌!日本スポーツマスターズとは

かつてオリンピックや国民体育大会などで活躍していた人が競技の第一線から退いたのち、再び意欲が湧きあがってきたり、若い頃はそれほど本格的にスポーツをおこなってこなかった人が、地元のチームでスポーツを続けるなかで少しずつ競技にのめり込んでいったり、そうした競技に打ち込むシニア世代のスポーツ愛好者たちが同じ舞台で日本一を競う大会が「日本スポーツマスターズ」です。
日本スポーツマスターズは、毎回開催地が変わるため各地を訪れる楽しみがある(今大会を含め18県・2政令指定都市で開催しています)、まさにスポーツツーリズムを堪能できる大会。参加者たちは毎回異なる地域と施設でスポーツに親しむとともに、開催地ならではの食(郷土料理、ご当地グルメ)・観光(名勝、史跡)・人々との交流などを楽しまれています。
スポーツや人生のセカンドステージを謳歌!JSPOが主催する「日本スポーツマスターズ」の魅力とは - JSPO Plus (japan-sports.or.jp)

西洋から出島に伝来!バドミントンやボウリングは長崎県から広まった?!

鎖国の時代にあっても西洋との交易が許されていた長崎県出島。そのため出島には早くから西洋文化が入ってきていました。日本スポーツマスターズの競技種目にもなっているバドミントンやボウリングなども長崎県が日本の発祥地と言われています。
2024年の日本スポーツマスターズは、そんなスポーツとのゆかりが深い長崎県が舞台。大会参加や観戦、応援・支援や運営で訪れる際には、スポーツの楽しさを満喫されるとともに、開催地である長崎県のスポーツツーリズムをお楽しみいただき、日本スポーツマスターズの思い出をより深いものにしていただけたら幸いです。
そこで、競技会場地を中心に著名な観光名所やグルメスポット、体験施設など長崎県の気になるスポットをご紹介します。

【プラン例】日本スポーツマスターズ2024長崎大会でツーリズムを楽しもう!

長崎市【水泳、テニス、バスケットボール(男)】

オランダ坂

©NAGASAKI CITY
洋風住宅が立ち並び異国情緒あふれる石畳の坂。江戸時代に日本で唯一貿易がおこなわれていた長崎では、出島に住むオランダ人の影響か開国後も東洋人以外の人を「オランダさん」と呼び、「オランダさんが通る坂」という意味で外国人居留地にある坂はすべてオランダ坂と呼んでいたと考えられているそうです。映画などのロケ地にも選ばれる名所のひとつです。
アクセス:長崎駅前から路面電車(崇福寺行)で約7分、新地中華街で乗換(石橋行)で約2分、メディカルセンター下車徒歩約4分
平和公園

©NAGASAKI CITY
悲惨な戦争を二度と繰り返さないという誓いと世界恒久平和への願いを込めてつくられた公園は、原爆落下中心地公園北側の小高い丘にあります。長崎市民の平和への願いを象徴する平和記念像は長崎出身の彫刻家、北村西望氏によるもので、高さ9.7m、重さは30tとのこと。毎年8月9日の原爆の日を「ながさき平和の日」と定め、この像の前で平和祈念式典がとりおこなわれます。
アクセス:長崎駅前から路面電車(赤迫行)で約15分、平和公園下車徒歩約3分、長崎駅前バス停からバスで約15分、平和公園前バス停下車徒歩1分
国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館

©NAGASAKI CITY
原子爆弾の投下により亡くなられたすべての人々への追悼と恒久的に平和を祈念するために設置された施設です。
アクセス:長崎駅前から路面電車「赤迫」行で約12分「原爆資料館」下車、徒歩約4分、バス「滑石・時津・女の都方面行」で「原爆資料館」下車、徒歩約4分、長崎空港リムジンバス「長崎駅前行」で「平和公園」下車、徒歩約4分
眼鏡橋

©NAGASAKI CITY
川面に映る影が双円を描き「眼鏡」に見えることからこの名がついたと言われ、東京の「日本橋」、山口の「錦帯橋」と並び日本三名橋に数えられます。1634年に興福寺の黙子如定(もくすにょじょう)禅師が架設したとされ、1982年の長崎大水害で一部崩壊したものの翌年には復元され、国の重要文化財に指定されています。
アクセス:長崎駅前から路面電車(蛍茶屋行)で約4分、市役所下車徒歩約4分
長崎駅前東口バス停からバスで約6分、めがね橋下車徒歩約4分
グラバー園

©グラバー園
長崎港の大パノラマを見下ろす南山手の丘に位置する、異国情緒あふれる長崎屈指の人気の観光スポット。スコットランド出身の貿易商人トーマス・ブレーク・グラバーが住んでいたとされる旧グラバー住宅(世界文化遺産)をはじめ、旧リンガー住宅、旧オルト住宅をメインに、市内に点在していた6つの明治期の洋館を移築し復元しています。
アクセス:長崎駅前から路面電車(崇福寺行)で約7分、新地中華街で乗換(石橋行)で約4分、大浦天主堂下車徒歩約7分、長崎駅前南口バス停からバスで約10分、グラバー園バス停下車徒歩約7分
長崎カステラ

©長崎県観光連盟
カステラは約400年前にポルトガルから伝わった長崎を代表するお菓子。長崎市内にはさまざまな老舗の名店があります。伝統の味を食べ比べてみてはいかがでしょうか。
また、カステラはスポーツの合間の糖分補給にもおすすめ。パリ2024オリンピックでも女子やり投げで金メダルを獲得した北口榛花選手が、競技の合間のもぐもぐタイムでカステラを食べていましたね。
ビードロ(ガラス工芸品)

ビードロは、ポルトガル語でガラス製品を意味する言葉で、室町時代末期に、長崎に来たオランダ人がガラス細工の製法を伝えたとされます。ガラスの弾力性を利用して作られたビードロ「ぽっぺん」は、細長い筒に息を吹き込むことで、薄くつくられた底の部分が膨らんで戻る際に「ポッペン!」と音がする手作りのガラス工芸品。グラスなどその他の工芸品と並んで長崎土産の定番となっています。
長崎べっこう

タイマイというウミガメの甲羅から作られる「べっこう」は、300年以上も前に中国から長崎に伝わったとされる長い歴史を持つ工芸品です。高級品ですが、アクセサリーや小物など手軽に購入できるものもあるようです。
ナガサキ飯

©長崎県観光連盟
長崎のグルメと言えば「ちゃんぽん・皿うどん」が有名ですが、新鮮な魚介類やご当地グルメのトルコライスなど豊富なラインナップで旅人をお迎えします。
浜町アーケード

©NAGASAKI CITY
長崎市浜町に位置する「浜町アーケード」は長崎一と言われる繁華街で、百貨店や家電量販店など約700軒が集まる長崎最大のショッピングゾーン(商店街)。地元では「浜んまち商店街」の愛称で親しまれています。ここには、「カステラ」の名店をはじめ、「ちゃんぽん」や「皿うどん」の名店が軒を並べます。
アクセス:長崎駅前から路面電車(崇福寺行き)で12分、思案橋下車
稲佐山

©長崎県観光連盟
長崎市のランドマーク的存在で、夜景鑑賞で賑わう人気のフォトジェニックスポットです。
鶴の港と称される長崎港を中心に山々に囲まれたすり鉢状の地形が独自の立体的な夜景を作り出し「1,000万ドルの夜景」として知られています。その美しさが認められ、2021年の「世界夜景サミットin長崎」において、モナコ、上海と共に「世界新三大夜景」に選ばれました。また「夜景サミット2022 in札幌」においても稲佐山を含む長崎市が「日本新三大夜景」に再認定されました。
アクセス:(稲佐山公園 中腹駐車場まで)
JR長崎駅前より長崎バス5番系統(稲佐山公園行)乗車、終点「稲佐山公園バス停」下車

佐世保市【バレーボール(女)、自転車競技[トラック]、軟式野球、空手道、ボウリング】

九十九島

©SASEBO
高台にある九十九島観光公園からはダイナミックな九十九島の大パノラマを見渡すことができます。夕暮れにオレンジに染まる絶景は感動もの。海ではシーカヤックやクルーズ船も楽しめます。
アクセス:JR佐世保駅から車で約15分、西九州自動車道佐世保中央ICから約7分、佐世保駅前からバス「パールシーリゾート・九十九島水族館」行で約25分。終点下車後すぐ。
佐世保バーガー

©長崎県観光連盟
1950年ごろに米海軍基地から直接レシピを聞き、作り始めたのがはじまりとされ、佐世保は「ハンバーガー伝来の地」と言われています。その後、さまざまなお店で独自のアレンジが加えられ、佐世保流の「佐世保バーガー」として確立し、地元のソウルフードとして多くの人々に愛されています。市内にはたくさんの佐世保バーガーショップがあります。
レモンステーキ

©SASEBO
あつあつの鉄板で焼かれたジューシーなお肉とさっぱりレモンの効いた和風ソースがたまらないこのステーキは、アメリカ海軍の影響で流行したステーキを日本人の口に合うようにアレンジして生まれた佐世保発祥のグルメ。レモン果汁たっぷりの爽やかな味わいが特徴です。
BRICK MALL SASEBO

©SASEBO
もともと食品加工の店舗だった築70年越えの建物をリノベーションして商業施設に。ノスタルジックな建物内には、カフェや雑貨店、洋菓子店、古着屋さん、アクセサリーショップなどがあります。
アクセス:佐世保駅より徒歩5分
西海みかん「出島の華」

©長崎県観光連盟
長崎県で発見・育成された「させぼ温州」の中でも、特に品質が優れた果実だけを厳選し、出荷している長崎みかんの統一ブランド。糖度14度以上、酸含量1.0%以下。温州みかんの全国平均価格の4倍以上の値をつけたという極上のみかんを味わってみてはいかがでしょうか。
アクセス:西海橋から車で約25分

島原市【サッカー(男)、バレーボール(男)】

島原城

©長崎県観光連盟
1616年、大和(奈良県)五条から島原に移封した松倉豊後守重政が、1618年から7年余りの歳月を費やして築いたと伝えられるお城です。松倉氏・高力氏・松平氏・戸田氏と4氏19代253年の居城でしたが、1873年の「存城廃城令」により、民間に払い下げられました。現在は、キリシタン資料を中心とした総合的な郷土史料博物館となっています。
アクセス:島原駅から徒歩約10分
かんざらし

©長崎県観光連盟
島原の伝統的なスイーツで、白玉粉で作った小さな団子を「島原の湧水」で冷やし、蜂蜜や砂糖等で作った特製の蜜をかけたもの。
口の中でとろけそうな上品な甘さと喉越しのよさが人気です。
原料となる餅米を、大寒の日に水にさらして白玉粉を作ったことから「かん(寒)ざらし」と呼ばれています。
昔は、蜂蜜や砂糖は贅沢品であり、夏のお客様用おもてなしスイーツだったそうです。

諫早市【ソフトテニス、バドミントン、ゴルフ(男)】

轟峡

©長崎県観光連盟
多良岳に水源を発する「轟渓流」は大小30余りの滝を連ねる県下有数の清流で、「水源の森百選」「日本名水百選」にも指定されています。虹をかけて流れ落ちる「楊柳の滝」、落水の爆音とどろく「轟の滝」などの滝めぐりや渓流散策が楽しめます。
アクセス:JR諫早駅から車で約40分
白木峰高原

©長崎県観光連盟
標高1,057mの五家原岳の中腹に広がる白木高原は、約10,000㎡の広さに、春には10万本の菜の花、秋には20万本のコスモスが咲き乱れます。有明海、雲仙岳を背景に花を楽しめる高原は、一年を通じてハイキングや写真撮影などにたくさんの人が訪れます。
アクセス:JR諫早駅から車で約20分、JR肥前長田駅から車で約10分、JR諫早駅からバス(国立少年自然の家行)乗車約20分、白木峰高原下車

大村市【バスケットボール、軟式野球(男)、ゴルフ(女)】

シュガーロード

室町時代末期から江戸時代、西洋や中国との貿易で日本に伝わり、日本の人々の食生活に大きな影響を与えた「砂糖」。なかでも海外貿易の窓口であった長崎市と北九州市をつなぐ長崎街道沿いの地域には、砂糖や外国由来の菓子が多く流入し、独特の文化が花開きました。このことからこの街道は「シュガーロード」と呼ばれ、街道沿いの地域にはそれぞれ砂糖を使ったお菓子や料理が生まれました。大村市を代表する「大村寿司」は、甘い味付けになっているそうです。
おおむら夢ファーム シュシュ

©長崎県観光連盟
地元で採れた農産物や加工品を販売する直売所や焼きたてパン工房、シュークリームやタルトなどの洋菓子工房があり、体験教室としてウインナーやタルト作りのほかフラワーアレンジメントなどが楽しめます。
地元産の食材をふんだんに使った料理を提供する「ぶどう畑のレストラン」や、地元で収穫されたばかりの果実や野菜を使用したアイスクリームやシャーベットが味わえる「アイス工房」があります。
アクセス:大村ICから車で約10分
大村寿司

古くから大村市に伝わる郷土料理。室町時代、戦に敗れ領地を奪われた大村純伊(おおむらすみこれ)が、反攻して領地を奪還した際に、領民らがそれを祝うために押し寿司を作り供したことが起源とされています。なぜ押し寿司だったのかは、大勢の兵に食べてもらうには食器が足りなかったからなのだとか。
この伝承により地元では、「大村寿司=勝ち戦の祝いの寿司」となり、甘い味付けのお寿司はいまでもお祝い事に欠かせない料理として重宝されているようです。試合の前後に食べる料理としても縁起が良さそうですね。大村寿司が食べられるお店は市内に何店舗かあります。

平戸市【軟式野球(男)】

平戸城

©長崎県観光連盟
天守閣からの眺めが絶景の、平戸市のシンボルともいえるお城です。城の建築方法としては珍しい山鹿流によって建てられたお城は、2021年に大規模改修として、外壁内壁の補修および展示品の完全リニューアルをおこないました。
平戸の歴史をデジタルアートで体感できるアミューズメントを備え、地上階の平戸瀬戸を一望できる展望所では、登城記念としてご自身の遠近写真撮影が楽しめるそうです。
アクセス:平戸大橋から車で約5分
平戸ザビエル記念教会

©長崎県観光連盟
禁教が解けて信徒が住むようになり、1931年に大天使聖ミカエルに捧げるために建てられた教会は、献堂40年にザビエル像を建てたことで、現在の名前になったそうです。
美しいゴシック様式の教会堂は、平戸を代表する観光名所のひとつとなっています。
アクセス:JR佐世保駅から平戸まで(80分) 平戸市役所前下車徒歩5分。平戸桟橋から徒歩10分。
大バエ灯台

©長崎県観光連盟
生月島最北端に位置し、100mほどの切り立つ断崖の上に立つ白亜の灯台。360度雄大な景色を満喫でき、夕暮れ時には水平線に沈みゆく夕陽に灯台が美しく染められていきます。
アクセス:生月大橋から車で30分
ひらど新鮮市場

※イメージです
平戸は九州本土の最西端に位置し、北は玄界灘、西は東シナ海から豊富な魚が集まる漁場。特に高級巨大魚「クエ」の全国有数の水揚げ量を誇ります。時期的にクエのシーズンではありませんが、市場には地元で獲れた新鮮な魚が並びます。平戸といえば「あご(トビウオ)」も有名。丸干しやダシパックまで上質なアゴの加工品などお土産にいかがですか。
アクセス:平戸大橋から車ですぐ

松浦市【軟式野球(男)】

土谷棚田

©長崎県観光連盟
沈む夕日と島影、そして棚田の美しいコントラスト…。日本の棚田百選のなかでも屈指の美しさを誇る土谷棚田(ドヤノタナダ)は、その一瞬をとらえるために全国各地から多くの写真家が撮影に訪れます。
アクセス:伊万里駅から車で約40分
アジフライの街

©長崎県観光連盟
松浦市は「松浦アジフライ憲章」を掲げ、「アジフライの聖地 松浦」を全国に向けてPRするなどユニークな取り組みをおこなっています。市内には4ヵ所にアジフライの聖地松浦石モニュメントを設置。松浦市が「どうしてアジフライの聖地なのか?」「松浦市のどこでアジフライが食べられるのか?」など、知りたい情報が載った「アジフライマップ」は松浦市役所や道の駅などで手に入ります。

雲仙市【バレーボール(男)】

雲仙温泉

©長崎県観光連盟
明治時代には欧米人の保養地として繁栄した、雲仙妙見岳の南西、標高700mの地に広がる温泉地。温泉街の中心部にある雲仙地獄からは、もくもくと湯煙があがり、こんこんと湧き出る乳白色のお湯と硫黄の香りが温泉情緒を誘います。雲仙温泉には、日帰り入浴を楽しめる旅館や施設も充実しています。
アクセス:JR諌早駅から、バスで1時間15分 高速諌早インターから、車で1時間5分
雲仙ロープウェイ

©長崎県観光連盟
標高差約174m、距離約500mの仁田峠駅から妙見岳駅間を約3分間で結びます。ゴンドラは足元近くも見られるような広い窓が特徴で三線交走式。四季折々の景観が美しく、妙見駅にある妙見岳展望所からは普賢岳、平成新山を望むことができます。
アクセス:諫早インターから雲仙(1時間)仁田峠(タクシー15分)

長与町・時津町【ソフトボール(男)】

中尾城公園

©長崎県観光連盟
昔の山城跡につくられた公園で、長与町のおすすめスポットです。全長110mの逆三角形の赤い脚と橋は、通称「エアロブリッジ」といい公園のシンボルとなっています。エアロブリッジや頂上にある展望台から見える町の景色は絶景。四季折々の花が公園を彩り、訪れた方々を楽しませてくれます。
アクセス:JR長崎駅から長崎本線(長与行き)乗車16分、JR長与駅下車徒歩4分
鯖くさらかし岩(継石坊主)

©長崎県観光連盟
国道206号沿いの山の斜面に、突き出た岩の上に坊主のような大きな岩が重なり、絶妙なバランスを保ちながらそびえ立っています。
鯖を売る魚屋が「きっと落ちるに違いないから落ちるまで待とう」と終日待ったが落ちずに鯖が腐ってしまったという逸話があり、昔話の題材にもなったそうです。
時津まんじゅう

写真提供:時津町
時津といえば「とぎつまんじゅう」と言われるくらい、その風味と名は広く知られ、百数十年の伝統があります。
薄皮にあんこがぎっしり詰まったおまんじゅうはバランスが絶妙で、蒸したてはまた格別とのこと。
かつての長崎街道(シュガーロード)の宿場町であった時津で、旅人にまんじゅうをふるまったのが由来と言われています。
※このページで紹介した情報は一部変更になる場合があります。

まとめ

スポーツの「する」「みる」「ささえる」といった楽しさに加え、ツーリズムの視点でさらに「味わう」「目にする」など五感を使い、開催地をまるごと噛みしめるように楽しめば、旅の思い出とともに、人生におけるスポーツの価値がさらに豊かなものになるはずです。
また、「日本スポーツマスターズ2024長崎大会」の大会終了後となりますが、2024年10月14日にはサッカースタジアムを中心にアリーナ・ホテル・商業施設・オフィスが入った複合施設「長崎スタジアムシティ」が新たな魅力として加わります。スポーツの機運がますます高まる長崎を再訪される際は、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
日本スポーツマスターズ2024長崎大会の公式サイトはこちら
https://nagasaki-sportsmasters2024.jp/
JSPO(日本スポーツ協会)サイト内、日本スポーツマスターズの概要ページはこちら
https://www.japan-sports.or.jp/masters/tabid193.html