【PR】より良いフォームで長くランニングを楽しむための注目アイテム! ASICS「Runmetrix & Motion Sensor」を皇居で実走インプレッション

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【PR】より良いフォームで長くランニングを楽しむための注目アイテム! ASICS「Runmetrix & Motion Sensor」を皇居で実走インプレッション
2021年3月4日、これまでのランニングの世界観を大きく変える次世代デバイスが発売されました。その名もMotion Sensor(モーションセンサー)。専用アプリのRunmetrix(ランメトリックス)によりフォームをスコア化し、個々のランニングスタイルに合わせたアドバイスをしてくれる“パーソナルコーチング機能”を備えています。
この注目のランニングギアを、JSPO Plus編集部がいち早く実走レビューしました。走力アップをめざすランナーだけでなく、ランニングデビューしたばかりの人も必見の機能をご紹介します!

個人練習がはかどる! 専用アプリとモーションセンサーでフォーム分析

すべてのランニング愛好家に、より豊かなランニングライフを提供すべく、アシックスが国内電機メーカーと共同開発したのが計測デバイスであるモーションセンサーと、あらゆる情報を可視化するアプリ・ランメトリックスです。スポーツ分野の最先端を走る「アシックススポーツ工学研究所」が持つデータを、電機メーカーが得意とするセンシング(情報感知)技術・IT技術と融合することで、ランナー個々に特化したランニングフォーム解析やペース分析などを実現しています。

モーションセンサーはGPS機能と9軸センサーを内蔵しており、フォームに関する20項目以上の指標をセンサーで高精度に測定し、ランメトリックスアプリ内で6つの評価軸(負担の少ない接地・安定した姿勢・骨盤を軸とした全身の連動・スムーズな重心移動・動きの力強さ・左右対称性)に集約してスコア化してくれます。研究機関レベルで採用されるこれらの測定項目データを、すべてのランナーにわかりやすくフォームやペース分析結果として示してくれるのは、他に類を見ないテクノロジー。市民ランナーにもなじみのある走行距離やペース、ピッチ(1分間あたりの足の回転数)、ストライド(歩幅)といった基本機能ももちろん測定してくれるほか、日々のデータはログとして蓄積することもできます。

モーションセンサー自体にGPS機能とフォーム測定機能を備えるため、走行データを取得するためにスマホを持って走る必要がないのもうれしいポイント。本気でレースに臨みたいが、細かな走行データも取得して振り返りに役立てたい……といった場合も安心して使えそうです。

軽快に走れる、わずか約40gの軽量モーションセンサー

早速モーションセンサーを装着し、皇居1周5kmを走ってランニングフォームを計測してみました。

実は走り出す前から、このフォーム分析と6つの評価軸によるランニングフォームのスコア化には興味津々。なぜなら、筆者はこれまで独学でランニングを楽しみ、未だかつてランニングのプロコーチに指導してもらったことがなく、客観的な自分自身のフォームの評価が非常に気になっていたからです。
まずは、モーションセンサーを腰部分に装着してみました。ランニングパンツのウエスト部分に本体一体型のクリップで挟んで取り付けられ、クリップには開閉ロック機構も備えるため確実に固定できます。非常に軽く、装着していても違和感を感じません。

皇居1周5kmを走った結果のランニングスコアは?

アプリのランメトリックスは、自分自身の目標に合わせてランニングのスタイルを選択できるので、今回はランニングスピードのベースアップを図りたい人に最適な「RUN FASTER」で登録。目標タイムは2時間59分、つまりサブスリーで登録してみました。

普段通りを心がけ、変にフォームを意識することなく皇居1周5kmを、5分/1kmペースで走り切りましたが、走行中にモーションセンサーのズレや揺れが気になることは一切なく快適そのもの。走り終わってランメトリックスのアプリを開くと、Bluetoothで自動的にデータ転送がなされ、瞬く間にランニングデータが表示されました。
気になるランニングスコアは――。
6つの指標のチャートの真ん中に表示されたスコアは69点。アシックスの方によると、この数値は一般市民ランナーの中では高いほうとのこと。たった一回の走行評価ながら、ちょっと嬉しい気持ちになれました。トップランナーであれば80点や90点近くを出すこともあるそうですが、速いからといって必ずしも点数が高いわけではなく、純粋に「身体への負荷が少なく、効率的な走りができているか」という評価がわかるそうです。

パフォーマンスチャートで改善点が明確になる

使用してみると、6つの評価軸で構成されるチャートから、自分の苦手な部分を理解できることが最大の魅力だと感じました。筆者の場合は、「安定した姿勢」「左右対称性」「スムーズな重心移動」が比較的高評価だった一方で、「骨盤を軸とした全身の連動」の評価が低く、ダイナミックな動きができていないということがわかりました。このチャートは目指すべきフォーム(赤線チャート)と、実際の自分のフォームと比較することもできるので、改善点が明確にわかるのもうれしいポイント。落差が激しい部分を改善することでランニングスコアが向上するので、大きなモチベーションになりそうです。

このランニングスコアは1回の走行ログの平均値だけでなく、走行中すべての地点におけるスコアもチェックもできます。つまり、「序盤はランニングスコアが高かったが終盤はスコアが落ちてしまっている。その理由はフォームの崩れにある」というようなことがわかるのです。ペースが乱れがち、どのようにペース配分したらいいかわからないという方には便利な機能でしょう。
ランニングフォームスコア以外にも、ランニングフォームをアニメーション(動画)で表示してくれる機能にも驚きました。現状のフォームと意識したいフォームをアニメーションで比較できるのでわかりやすく、さらに補足のアドバイスももらえるので、まさにパーソナルコーチングを受けている気分になれます。
ペース分析機能は、ユーザーに適したペースやフルマラソンの完走予想タイム、一定ペースで走り続けられる「ポテンシャルタイム」の算出もしてくれます。自分の最適ペースというのはビギナーにはなかなかわかりづらいので、「自分が無理なくがんばれるペース感覚」をまだつかめていないランナーには、とくに嬉しい機能と言えそうです。

ダイエットから記録更新まで、目的別のパーソナルコーチング

高精度なモーションセンサーによるフォームとペース分析はランメトリックス最大のトピックかもしれませんが、同じくらい注目したいのがパーソナルコーチング機能です。これはフォーム分析から導かれた、個々の課題・改善に向けた身体づくりのドリルやストレッチ提案や、目標に向けたトレーニングプログラムを作成してくれるサービス。
筆者もちょうど3ヶ月後にマラソン大会への参加を予定していたので、早速ランニングプログラムを設定してみました。ここで大会の参加種目、週あたりの予定練習頻度、練習の強度などを細かくセットすることで、大会当日までのすべてのトレーニングメニューが自動作成される仕組みです。
大会までに行うべきプログラムの数と達成率、ゴールまでの道のりを示してくれる機能は、まるでリアルなパーソナルトレーナーが付いているよう。1日ごとの実施メニューに対するアドバイスも細かく、「所詮アプリのプログラムでは」と侮るなかれです。指示されたプログラム通りにメニューを消化していけば、大会での目標タイムを達成できるだろうという期待も膨らみます。
なお、パーソナルコーチング機能はダイエットや運動不足解消といった目的も設定できるため、レースには出ないけれども健康維持をしたい・在宅生活が続いて身体が重くなった……という人にもうってつけでしょう。

ログデータの蓄積とSNSでのシェアも楽しめる

フォームやペース分析に加え、目標までのパーソナルトレーニングプログラムも用意されているランメトリックスですが、当然ながらトレーニングログとしても活用できます。走行ルートの表示や走行ログデータのSNSでのシェアもできるので、ランニング仲間とのコミュニケーションツールとしても役立ちそうです。

専門知識がなくても理解しやすい次世代デバイス

ランメトリックスには、一見シリアスランナー向けの本格的なデバイスかと思える機能が搭載されているものの、実際に使ってみると「あらゆる層のランナーに最適化されたシステムなのだ」という印象を受けました。
他社サービスの中にもストライドや上下動などのランニングフォームを数値化できるデバイスはありますが、正直その数値をどう読み取り、トレーニングにどう生かせばよいのかがわからないというランナーも多いでしょうし、自分自身もそのひとりです。ランメトリックスはパフォーマンスチャートとスコア、アニメーション表示のフォームチェックにより、誰でもわかりやすく「現在の走り方」を明示してくれるため、自分が目指すことや改善すべき点を素早く把握できるのです。
フォーム分析しながら理想のフォームを早い段階で身につけることは、結果的に故障の予防に繋がりますし、ランニングビギナーこそ大切といえます。そういう意味でも、ぜひともファンランからアスリートまで、幅広いランナーにモーションセンサーとランメトリックスを試してほしいと実感しました。運動不足を痛感し、この機会にランニングを始めようと思う方にとっても、きっとランニングの世界観を楽しむことができるはずです。
製品の詳しい情報は、アシックス公式サイトより
https://www.asics.com/jp/ja-jp/mk/running/motionsensor