「国スポ」初の本大会で競技と【スポーツツーリズム】を楽しもう!2024年の開催地、佐賀県を満喫するグルメや観光名所を紹介!

みる
「国スポ」初の本大会で競技と【スポーツツーリズム】を楽しもう!2024年の開催地、佐賀県を満喫するグルメや観光名所を紹介!
写真提供:佐賀県観光連盟

国民体育大会(通称:国体)から「国民スポーツ大会(通称:国スポ)」へ。名称変更後、初となる記念すべき本大会が、2024年10月5日(土)~15日(火)まで、佐賀県内各地の会場で開催されます(一部の競技は会期前に実施)。

国スポは、各都道府県やブロックの大会で上位の成績をおさめた選手たちが、地元の期待を受けて、都道府県の代表として出場。日頃の練習の成果を発揮して競い合う、40競技にわたる総合競技大会です。
▶大会の日程はこちらでご確認いただけます。
https://saga2024.com/carry_out/date

都道府県の代表選手として出場する大会には、郷土の期待を受け同郷の選手とともに戦う楽しさがある

自分が出場する競技の枠を超え、同じ郷土の選手や応援してくれる人たちとの交流が深まるのもこの大会の魅力。

なお、国スポでは冬季大会と本大会における成績の合計に基づき、天皇杯は男女総合成績第1位、皇后杯は女子総合成績第1位の都道府県にそれぞれ授与されます。
昨年(2023年)開催の“最後の国体”、特別国民体育大会「燃ゆる感動かごしま国体」では、天皇杯と皇后杯を制したのはどちらも東京、開催県の鹿児島はどちらも2位、大阪が3位という結果となりました。

スポーツをきっかけにその地のグルメや名所を体験!スポーツツーリズムも国スポの楽しさのひとつ

各都道府県の持ち回りで毎回開催会場が変わる国スポには、スポーツをきっかけとして新しい発見や出会いが生まれる「スポーツツーリズム」としての楽しみ方もあります。

各地を訪れる際、スポーツの楽しみとともに、その地を代表するグルメや観光も楽しむ。そこでの新しい発見や出会いが生まれるスポーツツーリズムには、五感を刺激するプラスαのワクワクを体験できる魅力があります。

選手・スタッフや応援する立場としてその地を訪れるだけでなく、郷土料理やご当地グルメなどを堪能したり(「味覚」「嗅覚」)、史跡・名勝などを辿り景色や風景を目に焼き付けたり(「視覚」)、川のせせらぎや鳥や虫の声、また独特の地形や建造物が生み出す不思議な音色を楽しんだり(「聴覚」)、鍾乳洞の冷気や砂地・古木の触感を体験したり(「触覚」)、まさに五感すべてを刺激するような魅力的な体験を、スポーツとともに楽しむことができます。

スポーツ+グルメ・観光などを堪能!スポーツツーリズムは開催地を潤す

一方で、そのような楽しみを希望する人たちのニーズをとらえ、大会の誘致や運営、地域に密着したスポーツチームの支援を行う団体や行政が一丸となり受け入れ態勢を整えることで、宿泊施設・飲食業・交通機関など観光に関連する産業も賑わいます。
つまり、スポーツツーリズムには、スポーツを「する」人、「みる」人、「ささえる」人たち、訪れる側や受け入れる側などそれぞれの立場での楽しみ方や魅力、波及効果があると言えます。
地域活性化を担うスポーツツーリズム!スポーツと観光の融合で生まれる地域の新しい価値とは? - JSPO Plus (japan-sports.or.jp)

2024佐賀国スポでツーリズムも楽しもう!

2024年10月5日(土)~15日(火)の日程(一部の競技は会期前実施)に佐賀県各地にて、第78回国民スポーツ大会本大会「SAGA2024」が開催されます。
そこで正式競技がおこなわれる市町と各地の見どころを紹介します。
※各競技会は 特別競技の高等学校野球(硬式) を除きすべて観覧無料です(ただし、会場キャパシティの都合などで入場が規制される場合があります)。

【佐賀市】

正式競技:陸上競技、バレーボール(6人制)、フェンシング、柔道、ラグビーフットボール、カヌー(スプリント)、ボウリング
※会期前実施:水泳(競泳・飛込・水球・アーティスティックスイミング)、サッカー、テニス、ローイング、体操(競技・新体操・トランポリン)、ライフル射撃(25m)、クレー射撃
特別競技:高等学校野球(硬式)
大隈重信記念館
写真提供:佐賀県観光連盟
早稲田大学創始者、総理大臣2回、日本で初めて鉄道や日本円をつくった大隈重信の記念館です。演説時の肉声が聞けたり、暴漢に襲われ使用した義足が飾られていたり、ここでしか見られない展示物がそろっています。敷地内には、国の史跡に指定されている武家屋敷の面影を残した貴重な生家も残されています。
アクセス:【車】長崎自動車道佐賀大和ICから約25分 【バス】佐賀駅バスセンターから大隈重信記念館入口下車、徒歩3分
旧古賀銀行
写真提供:佐賀県観光連盟
1885年の古賀善平がつくった銀行で、佐賀市の重要文化財。現在はカフェやコンサートの会場として使われています。
アクセス:【車】長崎自動車道佐賀大和ICから約20分 【バス】佐賀駅バスセンターから片田江方面、呉服元町バス停下車
佐賀バルーンミュージアム
写真提供:佐賀県観光連盟
「熱気球の街 佐賀市」を代表する観光スポットです。天候に左右されず、一年中バルーンを楽しめるミュージアムには、280インチの迫力あるスーパーハイビジョンシアターをはじめ、操縦体験ができるフライトシミュレーターなどがあり、五感でバルーンを体感できます。お土産ショップやカフェも併設しており、ゆっくりとお楽しみいただけます。
アクセス:【車】長崎自動車道佐賀大和ICから約20分 【バス】佐賀駅バスセンターから乗車5分、県庁前下車、徒歩1分
東よか干潟ビジターセンター ひがさす
国際的に重要な湿地として2015年5月にラムサール条約に登録された東よか干潟。東よか干潟ビジターセンター「ひがさす」は、東よか干潟の価値や魅力を発信し、環境の保全、観光、学習・交流などの活動の拠点となる施設です。

展示室では、日本一のシギ・チドリ類の渡来地「東よか干潟」や、訪れる野鳥について知ることができるほか、ムツゴロウやワラスボなど海の浅いところにいる生き物を展示。また「ひがたのシアター」では、数千羽の野鳥の群れや有明海特有の生きものたちのダイナミックな映像で、その豊かな生態系を見て・聞いて・楽しむことができます。
アクセス:【車】長崎自動車道佐賀大和ICから50分 【鉄道】佐賀駅からタクシー30分
ザランタン三瀬高原 グランピング施設
画像はイメージです
三瀬の穏やかな自然の中で、BBQやアウトドア体験が楽しめます。テントの客室は、ヨーロッパの田舎のキャンプをイメージしてレトロで可愛くコーディネート。宿泊者は終日、”三瀬温泉 やまびこの湯”に入り放題。貸切風呂(有料)があるため、どなたでも安心してお楽しみいただけます(事前予約をおすすめ)。
アクセス:【バス】佐賀駅バスセンターから昭和バス古湯線「古湯温泉・富士支所前行き」に乗車し、富士大和温泉病院バス停下車、富士大和温泉病院バス停から三瀬竹コミュニティバス「みつせやまびこ号」に乗車、池田口下車、徒歩5分
三瀬ルベール牧場どんぐり村
写真提供:佐賀県観光連盟
南フランスの田舎村をイメージした、自然と動物に親しむことができるテーマパーク。牧場では乗馬も楽しめるほか、動物の赤ちゃんや小動物が暮らすエリアもあります。パン工房、できたてのパンとソフトクリームが楽しめる「森のカフェ」も併設しています。
アクセス:【車】長崎自動車道佐賀大和ICから20分 【鉄道】佐賀駅からタクシー35分
古湯温泉
写真提供:佐賀県観光連盟
古湯温泉は約2100年前、秦の始皇帝の命を受け不老長寿の薬草を求めてやってきた徐福が、神のおつげによって発見したと伝えられています。

嘉瀬川清流沿いにたたずむ古湯温泉の魅力は、ひなびた温泉街と落ち着いた自然。湯治客だけでなく、青木繁や斎藤茂吉など多くの芸術家を魅了してきました。少しぬめりのあるお湯は無色、無臭、無味で、温度は34.5から43.6度。泉質はアルカリ性単純温泉で、特に関節痛に効く湯として人気です。
アクセス:【車】長崎自動車道佐賀大和ICから20分 【鉄道】佐賀駅からタクシー35分 【バス】佐賀駅バスセンターから古湯行、約35分
熊の川温泉
写真提供:佐賀県観光連盟
古湯温泉からやや下流の嘉瀬川沿いにある小さな温泉郷。温泉の起源は、弘仁12(821)年、僧空海が全国行脚の途中、水浴びする水鳥の姿から発見したと伝えられています。
泉質は炭酸ナトリウム、マグネシウム、エマナチオンなどの単純弱放射能泉。特にラドンの含有量は九州でも有数で、リウマチや通風、毒消しに効果があるといわれています。飲用は糖尿病などにも効くとか。温度は24.5から38.7度。ちょっとぬるめで肌にまとわりつく感じの湯が特徴。昭和41(1966)年に国民保養温泉地の指定を受けており、16軒の風情ある温泉宿が立ち並び、週末を中心に多くの宿泊客で賑わっています。
アクセス:【車】長崎自動車道佐賀大和ICから15分 【鉄道】佐賀駅からタクシー30分 【バス】佐賀駅バスセンターから古湯行、約30分

グルメ

シシリアンライス
写真提供:佐賀県観光連盟
あたたかいライスの上に炒めた肉と生野菜を盛り合わせてマヨネーズをかけた、佐賀市のご当地グルメ。市内のレストランや喫茶店、国スポ期間中は佐賀市文化会館の「SAGA2024国スポおもてなし広場」で出店しているフードカー、九州佐賀国際空港にある「レストラン志乃」などで味わえます。
レストラン&カフェ 浪漫座
写真提供:佐賀県観光連盟
佐賀市歴史民俗館の旧古賀銀行内にある、フォトジェニックなカフェレストランです。
有明海料理(佐賀市・鹿島市)
写真提供:佐賀県観光連盟
干満の差約6m。沖合6kmにわたる広大な干潟が出現する有明海は、日本でも有数の珍味の宝庫。名物ムツゴロウはハゼ科の魚でかば焼や刺身がおすすめ。舌ビラメの一種であるクチゾコは煮付けやバター焼がオーソドックス。見た目はグロテスクだけれど食べると美味いワラスボには、味噌汁があいます。また酢みそに最適なウミタケ。ホウジヤやメカジャ、アゲマキなどの貝類も美味。独特の魚介類だけど、どれも味は最高の有明海料理は、主に佐賀市・鹿島市内の旅館などで味わうことができます。

【唐津市】

正式競技:バスケットボール、軟式野球、バドミントン、トライアスロン
※会期前実施:セーリング、ソフトテニス
虹の松原
写真提供:佐賀県観光連盟
唐津湾の海浜に続く虹の松原は、国の特別名勝で、三保の松原、気比の松原とともに日本三大松原のひとつに数えられる景勝地です。長さ約4.5km、幅約0.5kmにわたり、約100万本のクロマツが群生しています。その歴史は古く、17世紀初め初代唐津藩主、寺沢広高が防風・防潮のため、海岸線の砂丘にクロマツを植林したのがはじまりとされています。
アクセス:【車】長崎自動車道多久ICから約45分、西九州自動車道唐津ICから約20分 【鉄道】 虹ノ松原駅下車すぐ 【バス】唐津市大手口バスセンターから昭和バス東唐津駅行き乗車、シーサイド前下車
七ツ釜
写真提供:佐賀県観光連盟
国の天然記念物にも指定されている七ツ釜は、玄武岩がその波の荒々しさで知られる玄界灘の荒波にさらされ浸食されてできた景勝地です。断崖が深くえぐられてできた洞窟が、7つのかまどを並べたような姿からその名がついたとされます。

最大の穴で間口が3m、奥行きが110m。波の状況が良ければ遊覧船で中に入ることができます。七ツ釜の上は草原となっていて展望台や遊歩道が整備され、多くの観光客で賑わっています。
アクセス:【車】長崎自動車道多久ICから60分、唐津市街地から約30分 【鉄道】唐津駅からタクシー20分 【バス】唐津市大手口バスセンター から「湊・呼子線」乗車、七ツ釜入口下車、徒歩約30分。
唐津城
写真提供:佐賀県観光連盟
唐津市のシンボルともいえる唐津城は、慶長13(1608)年、初代唐津藩藩主・寺沢志摩守広高が7年の歳月をかけて築城しました。明治4(1871)年、廃藩置県によって廃城となり、本丸跡は舞鶴公園となりました。現在の姿は昭和41(1966)年に文化観光施設として完成したもので、5層の見事な天守閣が堂々とそびえています。
この天守閣を要に、東西に伸びる松原が、鶴が翼を広げた形に似ていることから、唐津城は別名舞鶴城ともいわれています。城内部には、藩制時代を物語る貴重な資料や武具、唐津焼の資料、考古資料などが展示されています。天守閣の5階は展望フロアになっていて、玄界灘、松浦潟など抜群の眺望が開けています。唐津城の天守閣までは、石段を歩いて登るほか、エレベーターを利用して登ることができます。
アクセス:【車】唐津駅から約7分 【鉄道】唐津駅から約20分

【鳥栖市】

正式競技:バレボール(6人制)、空手道
※会期前実施:サッカー
特別競技:高等学校野球(軟式)
中冨記念くすり博物館
鳥栖市にある中冨記念くすり博物館は西日本地区ではじめてのくすりをテーマとした博物館です。この地では江戸時代に「田代売薬」と呼ばれるくすりの配置販売業が始まり、今もくすりとの関係は深く、製薬業は佐賀県の主力産業のひとつとなっています。
イタリアの彫刻家チェッコ・ボナノッテが基本設計を手掛けた建物は石とガラスでつくられたモダンなデザイン。館内には佐賀県重要有形民俗文化財に指定されている「田代売薬」の製薬・行商資料の展示や体験コーナー、歴史の紹介映像があります。
アクセス:【車】九州自動車道・長崎自動車道鳥栖ICから5分 【鉄道】鳥栖駅からタクシー10分、新鳥栖駅からタクシー10分、弥生が丘駅から徒歩30分
鳥栖プレミアム・アウトレット
写真提供:佐賀県観光連盟
国内外の著名ブランド約 170 店舗が揃う九州屈指のアウトレットセンター。そびえ立つヤシの木に、明るい陽光が似合うアメリカ・カリフォルニア州南部の美しい街をイメージした白壁や暖色系の屋根瓦、タイル模様が美しい施設で、一日中アウトレットショッピングを楽しめます。
アクセス:【車】鳥栖筑紫野道路柚比ICから約5分 【鉄道】JR鳥栖駅からバス15分

【多久市】

正式競技:弓道、スポーツクライミング
多久聖廟
「論語」で知られる中国の聖人、孔子を祀る多久聖廟は、足利学校(栃木県)、閑谷学校(岡山県)と並び日本三大孔子廟といわれ、国重要文化財に指定されています。
儒学の祖孔子は学問の神様ともいわれ、受験シーズンを控えた年末から年始にかけ、多久聖廟には多くの受験生が合格祈願に訪れるそう。参道入り口にある多久市物産館「朋来庵」では絵馬や学業成就の関連グッズを販売しています。
※廟内は毎年春と秋に「釈菜(せきさい)」と呼ばれる伝統儀式など特別なときのみ公開されるとのこと。
アクセス:【車】厳木多久有料道路多久原ICから15分 【鉄道】多久駅からタクシー10分 【バス】昭和バス本多久バス停から徒歩15分

【伊万里市】

正式競技:ホッケー、軟式野球
※会期前実施:水泳(オープンウォータースイミング)、バレーボール(ビーチバレーボール)
伊万里焼・有田焼
写真提供:佐賀県観光連盟
佐賀といえば「やきもの」。そのイメージを決定づけるのが伊万里焼・有田焼です。起源は江戸時代の1616年(元和2年)に遡り、佐賀藩の鍋島直茂により朝鮮半島から渡ってきた李参平によって陶石が発見され、やきものの歴史が始まりました。

伊万里焼・有田焼の特徴は、キメが細かくなめらかな手触り、透明感のある白磁に染め付け呉須の藍と鮮やかな赤の配色です。元々伊万里焼と有田焼はほぼ同じもので、どちらも有田・三川内・波佐見で作られていましたが、出荷する駅や港の名前を使って伊万里焼・有田焼と呼ばれるようになりました。県内ではさまざまな施設でその美しさに触れることができます。

【武雄市】

正式競技:自転車(トラックレース)、軟式野球、ゴルフ
武雄の大楠
武雄の大楠は、全国巨木ランキング第7位、樹齢3,000年以上といわれている武雄神社の御神木。武雄神社本殿から竹林に囲まれた小道を奥に進むと、樹齢3,000年の大楠に出会えます。悠々と地に根を張った姿は、思わず息をのんでしまうほどの存在感があり、見る人にパワーを与えてくれます。樹根には天神様が祭られています。
アクセス:【車】長崎自動車道武雄北方ICから約10分
御船山楽園
写真提供:佐賀県観光連盟
武雄市御船山は、その姿が唐船に似ていることから唐船山とも呼ばれています。この山の西麓に広がるのが御船山楽園。武雄領第二十八代領主・鍋島茂義公が別荘を設けるため、約3年の歳月を費やしてこの地に造園したといわれています。
春は、2千本の桜、そして5万本のツツジが中国の山水画を彷彿させる御船山の断崖を背景に見事な景観を作ります。秋には、御船山の懐を錦に染める樹齢170年の大モミジの古木に、ツツジ谷、振り向き坂などの名物スポット、池越しに眺める紅葉の広がりなど昼と夜で雰囲気が変わる絶景が楽しめます。
アクセス:【車】長崎自動車道武雄北方ICから10分 【鉄道】武雄温泉駅から徒歩30分 【バス】武雄温泉駅からJRバス嬉野行き乗車、御船山楽園前下車徒歩1分
武雄温泉
写真提供:佐賀県観光連盟
竜宮城を思わせる鮮やかな色彩と形をした武雄のシンボル的存在「武雄温泉 楼門」をくぐると、武雄のやわらかな湯が楽しめる3つの公衆浴場と貸切温泉施設があります。地元客で賑わう「元湯」は明治9年築。現存する木造建築の温泉施設としては日本最古と言われています。
アクセス:【鉄道】武雄温泉駅からタクシー3分 【バス】武雄温泉入口から徒歩5分
ちゃんぽん街道
写真提供:佐賀県観光連盟
「武雄・北方ちゃんぽん」を提供する店が軒を連ねる国道34号線沿い。元々炭鉱の町であった武雄市では、「安く・美味しく・お腹いっぱい食べられて野菜の取れる」ソウルフードとして、ちゃんぽんが広く親しまれており、数々の名店でそれぞれの熱いこだわりが詰まった一杯を提供しています。

【鹿島市】

正式競技:軟式野球、アーチェリー
有明海・干潟体験
写真提供:佐賀県観光連盟
有明海の特徴と言えば、潮の満ち引きの大きなことと、そこに広がるとてつもなく広大な干潟です。潮の干満の差は5~6mにもなり、これは日本最大で、大潮のときの干潮時には約188k㎡にも及ぶ干潟が出現します。

有明海の干潟の大部分は砂ではなくて泥干潟です。地元ではこの干潟を単に「ガタ」と呼んで親しみ、伝統漁具で干潟を滑るガタスキーや綱引きなどガタで楽しむ「ガタリンピック」を開催。4月中旬から10月まで体験コースも開催しています。

また、有明海は日本有数の珍味の宝庫。ムツゴロウ、ワラスボなど、独特の魚介類を用いた味わい深い有明海料理は、市内各地で楽しめます。
アクセス:【車】長崎自動車道 武雄ICもしくは嬉野ICから30分から40分 【鉄道】肥前七浦駅から徒歩10分【バス】肥前鹿島駅前バスセンターから竹崎港行き乗車、道の駅鹿島前下車
写真提供:佐賀県観光連盟

【小城市】

正式競技:バレーボール(6人制)、ハンドボール、ソフトボール
宝地院
写真提供:佐賀県観光連盟
小城の奥座敷、清水地区にあり、山門の仁王門より約200段の階段を登ると鍋島家の祈祷所であった「宝地院」があります。第24代ご住職による法話のあと写経と滝行を体験することができます。
アクセス:【車】長崎自動車道 小城スマートICから約3分 【鉄道】小城駅から参道口までタクシー約8分

【嬉野市】

正式競技:レスリング、軟式野球、なぎなた
嬉野温泉
写真提供:佐賀県観光連盟
島根県斐乃上温泉、栃木県の喜連川温泉と並んで「日本三大美肌の湯」と称される嬉野温泉は、源泉温度85度から90度、泉質はナトリウム炭酸水素塩・塩化物泉、リューマチや神経痛、皮膚病、飲むと胃腸病に効くと評判です。

また、ナトリウムを多く含んだ無色透明のトロトロの重曹泉が肌の余分な皮脂を落とし、角質化した皮膚を滑らかに。肌にしっとりなじむ湯に浸かって、ツルツルすべすべ肌になってみませんか。
アクセス:温泉街まで【車】長崎自動車道 嬉野ICから5分 【鉄道】嬉野温泉駅からタクシー約5分
温泉ゆどうふ
写真提供:佐賀県観光連盟
温泉水で豆腐をコトコト煮込むと煮汁が豆乳色に変わり、とろとろの豆腐に仕上がります。実はこれ、嬉野の温泉水だからこそできる奇跡。温泉の絶妙な成分バランスが、豆腐のたんぱく質を分解し、とろりととろけさせるのです。飲めば胃腸にも優しい温泉水と栄養満点の豆腐とが見事に融合した健康フード。その食感と味わいはきっとやみつきになりますよ。嬉野旅館組合加盟の全25の旅館、ホテルなどではこの豆腐を使った料理が楽しめます。

【神埼市】

正式競技:ハンドボール
※会期前実施:剣道
神埼そうめん
写真提供:佐賀県観光連盟
神埼市の伝統ある名産品。小麦の名産地・佐賀平野で育った小麦のうまみと豊かな香り、ツルツルとした喉越しの良さとコシの強さが特徴です。
脊振山系の豊かで良質な水のおかげでそうめん作りが盛んになったと言われています。
佐賀の原風景が残る公園
写真提供:佐賀県観光連盟
圃場整備で区画化された田畑および水路が目につきますが、この公園は、昔ながらの小運河をそのままに残した状態で整備されています。公園の中には、佐賀平野でしか見ることのできない「くど造り」の民家が復元され、家の中には当時の農家の様子を再現。何か懐かしい感じがして、タイムスリップしたような気になります。
アクセス:【車】長崎自動車道東脊振ICから20分 【鉄道】神埼駅からタクシー10分

【吉野ヶ里町】

正式競技:バレーボール、ハンドボール
吉野ヶ里歴史公園
写真提供:佐賀県観光連盟
吉野ヶ里遺跡は、神埼市と吉野ヶ里町にまたがり、全長2.5kmの壕に囲まれた日本最大規模の弥生時代の環壕集落跡です。弥生時代全時期の多数の住居跡、高床倉庫群跡、3,000基を超えるかめ棺墓、弥生時代中期の王の墓と考えられる墳丘墓などが発掘されています。

吉野ヶ里遺跡は、朝鮮半島経由で伝わった米作り文化や青銅器・鉄器文化を取り入れたムラが、クニの中核集落へと発展していく姿をたどることができる貴重な遺跡として国の特別史跡に指定されています。2001年4月にオープンした吉野ヶ里歴史公園には、物見やぐら、竪穴住居、高床倉庫等が復元され、弥生時代の雰囲気を十二分に体験できる空間となっています。
アクセス:【車】長崎自動車道東脊振ICから約5分 【鉄道】吉野ヶ里公園駅もしくは神埼駅から徒歩15分

【基山町】

正式競技:卓球
大興善寺
写真提供:佐賀県観光連盟
養老元(717)年、行基が開山した天台宗のお寺である大興善寺は、別名「つつじ寺」と呼ばれるほどのツツジの名所です。紅葉の名所としても有名で、四季を通じたくさんの人が訪れます。

数多くの文化財を所蔵し、国の重要文化財に指定されている木造廣目天立像や、木造多聞天立像を国宝殿に安置。行基の作と伝えられ、12年に1度午年にのみ開扉される本尊の木造十一面観音立像などの仏像、境内にある中世の石の五重塔などがその代表です。
アクセス:【車】九州自動車道 筑紫野ICから15分、鳥栖ICから15分 【鉄道】基山駅からタクシー7分

【上峰町】

正式競技:ソフトボール
上峰町ふるさと学館
Maps Date: ©︎2024 Google
郷土資料館、図書館、会議室、工作室などがある上峰町文化のシンボル。特に郷土資料館には先人たちが残した数少ない歴史的な遺物が展示されています。
アクセス:【鉄道】吉野ケ里公園駅からタクシー約6分

【みやき町】

正式競技:バレーボール(6人制)、ソフトボール
白石焼
写真提供:佐賀県観光連盟
みやき町皿山の周辺の窯元で焼成されるやきものを白石焼と呼びます。昔から、有田が「西目の皿山」なら、「東目の皿山」は白石とまでいわれていました。

白石焼は、文化3(1806)年白石鍋島家が本藩御用窯大川内から陶工を呼び寄せ、白石で御用焼を命じ、この土地一帯にある「五穀さん」という白い砂まじりの石と天草陶石を原料にした白磁に似たひび焼を作ったのが始まりと言われています。

窯元は、白石神社の近くに4軒あり、民芸陶器を中心に個性的で独特の味わいを作り上げています。
アクセス:白石神社まで【車】長崎自動車道鳥栖ICから15分 【鉄道】久留米駅からタクシー10分 【バス】佐賀駅バスセンターから西鉄バス鳥栖行き乗車、太刀洗下車、徒歩15分

【玄海町】

正式競技:相撲
浜野浦の棚田
写真提供:佐賀県観光連盟
玄海町の北西部に位置し、浜野浦川の下流域にあります。棚田は、玄界灘に面した海岸から駆け上がる階段のように、斜面を幾重にも連なり、自然の景色を映し出します。特に代かきから田植えの時期には夕陽がオレンジ色に染まり海と水田とあぜ道とが描く造形美は一段とすばらしいものです。棚田の規模は、11.5ヘクタール、283枚です。畦畔は石積みで戦国・江戸時代から延々と受け継がれてきた棚田です。
アクセス:【車】西九州自動車道 多久ICから60分、北波多ICから30分

【有田町】

正式競技:ウエイトリフティング、軟式野球
幸楽窯工場見学
写真提供:佐賀県観光連盟
佐賀県有田で慶応元年(1865)に創業した窯元「幸楽窯」では、工場を見学することができます。有田焼の本質や職人の技を、多くのお客さまにより身近に、気軽に体験してもらいたいとの考えから、90分間でお宝となる器を探す「トレジャーハンティング」や「ファクトリーツアー」などを開催しています。
アクセス:【鉄道】有田駅からタクシー5分、【車】西九州自動車道波佐見・有田ICもしくは三川内インターICから15分

【大町町】

正式競技:銃剣道
福母八幡宮
写真提供:佐賀県観光連盟
866年に創建され1,000年以上の歴史を持ち、ご祭神に神宮皇后が祀られていることから「福の母鎮まる宮」としても知られ広く崇敬されています。

どんなあなたも優しい心で見守って下さる『福の母』。そんな福の母が鎮まる神社ならではの安らぎの神域があなたを包み、ふっと肩の力を抜いて大きく深呼吸したくなる美しい緑溢れる斎庭(ゆにわ)は凛とした空気と穏やかな時が流れる場所です。

また、授与品の御守や月ごとに替わる月替わり御朱印、期間限定頒布の切り絵御朱印や佐賀県産檜の御朱印帳なども『可愛らしさに癒されるデザイン』を意識した福母八幡宮ならではの授与品です。国道34号線沿い、JR大町駅前の鳥居が目印です。
アクセス:【鉄道】 大町駅から徒歩5分

【江北町】

正式競技:ソフトボール
江北駅北コンテナショップ「エキ・キタ」
写真提供:佐賀県観光連盟
2022年9月に駅名が変わった『江北駅』の北口にスイーツやお惣菜などのお店がある『江北駅北コンテナショップ「エキ・キタ」』がオープンしています。2階の展望デッキからは観光列車『ふたつ星4047』やEXILEのTAKAHIROさんがデザインした『Choo Choo西九州TRAIN』などの列車が走る様子を見ることができます。
アクセス:【鉄道】江北駅から徒歩6分【車】九州自動車道 佐賀大和ICから35分

【白石町】

正式競技:ソフトボール
縫ノ池
写真提供:佐賀県観光連盟
800年以上の歴史があり、枯れた湧水が2001年に40年ぶりに再び湧き出るようになった神秘的な池。美しい景観と清らかな水がこんこんと湧き出るこの池は、佐賀県遺産に認定され、癒しのパワースポットとして多くの人が訪れます。
アクセス:【車】長崎自動車道 武雄北方ICから17分 【鉄道】肥前白石駅からタクシー10分、肥前竜王駅からタクシー9分

【太良町】

正式競技:ソフトボール
たら竹崎温泉
写真提供:佐賀県観光連盟
ナトリウム炭酸水素塩泉が肌をしっとりなめらかにしてくれる「たら竹崎温泉」。泉温45.5度、湧出量は一日346トン。無色透明でちょっと塩味のあるお湯です。効能は、神経痛・五十肩・慢性消化器痛・冷え性・疲労回復など。飲用は痛風・糖尿病・肝臓病に効能があるそうです。

現在太良町には温泉付きの宿泊施設が9軒。温泉にゆっくり浸った後は太良名物「竹崎かに」に代表される有明海の幸を堪能できるとあって、週末は多くの観光客でにぎわいます。
アクセス:【車】長崎自動車道 武雄北方ICから65分 【鉄道】肥前大浦駅からタクシーで5分

【お土産】

佐賀のお土産はこちらでも購入できます。
マーケットホール「sagair(サガエアー)」(佐賀市):
写真提供:佐賀県観光連盟
九州佐賀国際空港の2階にあるこちらのエリアでは佐賀おすすめのお土産を購入できます。

「sagair(サガエアー)」は、佐賀に広がる「空」の下、佐賀の「空気」が最も感じられる場所として、佐賀にまつわる情報を、県産品の販売を通し、外の世界へと広く発信するショップです。
HOZUBAG
バルーン/トートバック・サコッシュは、SDGs認定事業「HOZUBAG」とのコラボ商品。佐賀インターナショナルバルーンフェスタに出場したバルーンの球皮を再利用してつくった、マーケットホール「sagair(サガエアー)」でしか手に入らない限定商品です。
紹介サイトはこちら>https://sagair-saga.com/item/view/1
道の駅 太良 たらふく館(藤津郡太良町):
写真提供:佐賀県観光連盟
竹崎かにや、牡蠣、あさりなど旬の海産物や、有明海の潮風を受けてまろやかな甘さの多種多彩なみかん、マンゴー、自然豊かな多良岳のふもとで育った鶏卵、こだわりのハムや加工品など太良ブランドの美味しいものが店頭に並びます。
アクセス:【車】長崎自動車道武雄北方ICから約40分 【タクシー】肥前飯田駅からタクシー約5分、肥前鹿島駅からタクシー約20分
呼子朝市(唐津市呼子町)
写真提供:佐賀県観光連盟
呼子港の東側の松浦町商店街、約200mの通りに元日を除いて毎日朝市が立ちます。日本三大朝市のひとつに数えられ、約50~70店の露店に取れたての魚介類・野菜・果物他が並びます。呼子イカ・玄界灘の魚介類は全国的にも有名です。
写真提供:佐賀県観光連盟
アクセス:【車】長崎自動車道多久ICから車で60分 【鉄道】唐津駅からタクシー30分 【バス】大手口バスセンターから昭和バス呼子行き乗車、呼子下車、徒歩3分
シュガーロード(佐賀市・小城市・嬉野市)
写真提供:佐賀県観光連盟
江戸時代の鎖国時期、長崎から佐賀を経由し小倉までつなぐ長崎街道が通じて外国から砂糖が入ってきたことで、この街道は「シュガーロード」と呼ばれるようになりました。街道沿いには、羊羹や丸ぼうろ、カステラなどのお菓子のお店が点在します。
有田焼・伊万里焼・唐津焼などのやきもの
写真提供:佐賀県観光連盟
やきものと言えば、佐賀の代名詞。様々な種類から好みの一枚をじっくり選ぶことができます。
肥前びーどろ
写真提供:佐賀県観光連盟
佐賀市重要無形文化財になっている吹きガラスの伝統工芸品です。
佐賀牛
写真提供:佐賀県観光連盟
全国でもトップレベルの銘柄牛として定評のある佐賀牛は、旨味と甘みが凝縮したきめ細やかな肉質に、ジューシーで柔らかな脂身の黒毛和牛です。
佐賀海苔
写真提供:佐賀県観光連盟
有明海で獲れる佐賀海苔は艶のある黒紫色をしていて、火で焙るとサッと緑色に変わります。口どけがよく、香ばしさがあり、トロけるような甘みがあって、のど越しがいいのが特徴的です。
佐賀の日本酒
写真提供:佐賀県観光連盟
佐賀は古代から米作りが行なわれてきた隠れた名醸地。佐賀県産原料を100%使用した「The SAGA認定酒」をお楽しみください!
いちご
写真提供:佐賀県観光連盟
「さがほのか」や「いちごさん」など、佐賀は全国的にも有名ないちごの名産地です。関連商品(ジャムやクッキー、グミなどのお菓子)もたくさんありますのでオススメです。
嬉野茶
写真提供:佐賀県観光連盟
全国茶品評会の蒸し製玉緑茶部門で品質上位の産地に贈られる「産地賞」と最高品質を表す「農林水産大臣賞」を5年連続で獲得している嬉野茶は、深みのある緑色の美しい水色に豊かな香りとまろやかさ、うまみが深いお茶です。

「国スポ」そして「JAPAN GAMES」でスポーツをもっと身近に!

1946年(昭和21年)、京阪神地域を中心とした近畿地区で開催した第1回国民体育大会から78年。
国体は今年から「国民スポーツ大会(国スポ)」と名称を変更し、新たな魅力を発信していきます。
SAGA2024公式サイト
https://saga2024.com/
JSPOTV国スポチャンネルでは全正式競技+特別競技の高等学校野球(軟式)を予選から決勝まで全試合、無料でライブおよびアーカイブ配信しています!
https://japangamestv.japan-sports.or.jp/
また、国民スポーツ大会は、日本スポーツマスターズ、全国スポーツ少年大会とブランドを統一し、新たなスポーツの祭典である「JAPAN GAMES」のひとつとなります。

「JAPAN GAMES」では「スポーツは、もっとオモシロイ。」をタグラインとして、スポーツの持つワクワク感を発信し、JSPOの理念や想いを体現するムーブメントとして、新たなスポーツ文化の在り方を創造していきます。
【JSPOPlus】スポーツは、もっとオモシロイ。JSPOが「JAPAN GAMES」を通じて、新しいワクワクをはじめます!
https://media.japan-sports.or.jp/column/85