かごしま国体で競技と【スポーツツーリズム】を楽しもう!2023年の開催地、鹿児島県を満喫するグルメや観光名所を紹介!

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かごしま国体で競技と【スポーツツーリズム】を楽しもう!2023年の開催地、鹿児島県を満喫するグルメや観光名所を紹介!
各都道府県の大会や、国際大会、全国大会などで上位の成績をおさめた選手たちが、都道府県の代表として出場する国民体育大会(以下、国体とする)は、地元の期待を受けて、日頃の練習の成果を競い合う様子と、40競技にわたる総合競技大会として開催することから“国内版オリンピック”とも呼ばれています。

全国大会ならではのライバルたちとの対戦はもちろんのこと、各都道府県の持ち回りで毎回開催会場が変わる国体には、スポーツをきっかけとして新しい発見や出会いが生まれる「スポーツツーリズム」としての楽しみ方もあります。

新型コロナウイルス感染症による制限が解除され、スポーツを楽しむ現場に本来の活気が戻りつつあるなか、この記事では、スポーツの「する」「みる」「ささえる」といった魅力に加え、さらにもっとアクティブに楽しむことができる「スポーツツーリズム」の魅力をご紹介します。

都道府県の代表選手として出場する国体には、郷土の期待を受け同郷の選手とともに戦う楽しさがある

“国内版オリンピック”とも呼ばれるように、自分が出場する競技の枠を超え、同じ郷土の選手や応援してくれる人たちとの交流が深まるのも国体ならではの魅力と言えます。

なお、国体では冬季大会と本大会における総合成績に基づき、天皇杯が男女総合成績第1位、皇后杯は女子総合成績第1位の都道府県にそれぞれ授与されます。

第77回国民体育大会「いちご一会とちぎ国体」では、天皇杯と皇后杯を制したのはどちらも東京、開催県の栃木はどちらも2位という結果となりました。
【天皇杯】
1位 東京 2436
2位 栃木 2270.5
3位 埼玉 1932.5
【皇后杯】
1位 東京 1311
2位 栃木 1092
3位 愛知 1027

スポーツをきっかけにその地のグルメや名所を体験!スポーツツーリズムも国体の楽しさのひとつ

各都道府県の持ち回りで毎回開催会場が変わる国体では、各地を訪れる際、スポーツの楽しみとともに、その地を代表するグルメや観光も楽しむ。そこでの新しい発見や出会いが生まれるスポーツツーリズムとしても楽しむことで、五感を刺激するプラスαのワクワクを体験できる魅力があります。

観戦や応援などで国体の地を訪れた際には、郷土料理やご当地グルメなどを堪能したり(「味覚」「嗅覚」)、史跡・名勝などを辿り景色や風景を目に焼き付けたり(「視覚」)、川のせせらぎや鳥や虫の声、また独特の地形や建造物が生み出す不思議な音色を楽しんだり(「聴覚」)、鍾乳洞の冷気や砂地・古木の触感を体験したり(「触覚」)、まさに五感すべてを刺激するような魅力的な体験を、スポーツとともに楽しむこともできます。
農林水産省「うちの郷土料理-次世代に伝えたい大切な味-」
https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/area/kagoshima.html

スポーツ+グルメ・観光などを堪能!スポーツツーリズムは開催地を潤す

一方で、そのような楽しみを希望する人たちのニーズをとらえ、大会の誘致や運営、地域に密着したスポーツチームの支援を行う団体や行政が一丸となり受け入れ態勢を整えることで、宿泊施設・飲食業・交通機関など観光に関連する産業も賑わいます。

つまり、スポーツツーリズムには、スポーツを「する」人、「みる」人、「ささえる」人たち、訪れる側や受け入れる側などそれぞれの立場での楽しみ方や魅力、波及効果があると言えます。

2023鹿児島国体でツーリズムも楽しもう!

2023年10月7日(土)から17日(火)の日程で、特別国民体育大会「燃ゆる感動かごしま国体」が開催となります。
そこで正式競技がおこなわれる市と各地の見どころをいくつかピックアップして紹介します。
※各競技は 高校野球(特別競技)を除きすべて観覧無料です※ただし、会場キャパシティの都合などで入場が規制される場合があります。

鹿児島市 (陸上・水泳・テニス・バレーボール・柔道・体操・卓球など)

天文館
鹿児島最大の繁華街と言えば天文館(てんもんかん)。鹿児島の郷土料理「きびなご」や、「鹿児島黒牛」のステーキ、「かごしま黒豚」のとんかつ、芋、麦、米、黒糖など各種の焼酎を楽しめるお店をはじめさまざまなご当地グルメが並びます。
黒豚のとんかつ 写真©鹿児島市
サツマイモを含んだエサで飼育することで、うま味や甘さが増すという「かごしま黒豚」。その黒豚を使ったとんかつは、脂がべとつかずさっぱりした味わいです。
黒牛のステーキ 写真©鹿児島市
「鹿児島黒牛」は全国和牛能力共進会で内閣総理大臣賞や農林水産大臣賞などを受賞し、「和牛日本一」を獲得した逸品。きめ細かな美しい霜降りならではのまろやかなコクとうま味が特徴です。
きびなごの刺身 写真© K.P.V.B
酢味噌で食べる「きびなごの刺身」は鹿児島以外ではなかなかお目にかかれないので、この機会にいかがでしょうか。
鹿児島ラーメン 写真©鹿児島市
他にも、あっさりとしたやさしい味わいの鹿児島ラーメンや、有名な氷菓「白熊」など、紹介しきれないほどのご当地グルメが満載です。
しろくま 写真© K.P.V.B
桜島フェリー
鹿児島港から約15分で桜島港へ。世界有数の活火山で鹿児島のシンボルとも言われる桜島に足をのばし、その雄姿を間近で楽しんでみてはいかがでしょうか。桜島には展望台や温泉、宿泊施設などがあり、ギネスブックに世界一重い大根として認定された桜島大根を使った漬物や切り干し大根、ぶり大根などにも出会えます。運が良ければ、フェリー航行中にイルカに遭遇することも。
JAPANGAMES鹿児島パークinセンテラス天文館 2023年10月8日(日)
令和5(2023)年10 月8 日(日)に2024 年度から始動する「JAPAN GAMES」の理念を体験・体感できるイベント「JAPAN GAMES 鹿児島パーク」をセンテラス天文館(鹿児島県鹿児島市)で開催します。
ダブルダッチ、ブレイキンなどのパフォーマンスの他、バーチャルスポーツやフォトスポットなどコンテンツが盛りだくさんの内容となっておりますので是非お立ち寄りください。

霧島市 (女子サッカー・ハンドボール・ゴルフ)

霧島温泉郷
霧島山の懐から湧き出る霧島温泉郷は、標高600~800mの間にさまざまな泉質の大小9つの温泉があります。多種多様な泉質に恵まれているため、温泉を巡ってその違いを体験するのも楽しみのひとつ。また、入浴のみならず、いたるところにある足湯や飲泉なども楽しめます。
壺づくり純米黒酢 写真© K.P.V.B
薩摩焼の壺のなかで一年から三年じっくり発酵・熟成させることで、まろやかさとコクが加わるという「壺づくり純米黒酢」は、江戸時代(約200年前)より今日まで同じ製法を守って造られている霧島市伝統の特産品です。
「鹿児島の壺造り黒酢」は、地域で長年育まれた特別な生産方法で、かつ高い品質や評価を獲得している農林水産物・食品として農林水産省が認め、知的財産として保護されています。
霧島にある本格焼酎の酒造場
霧島市には有名な焼酎の酒造場も多数あります。シラス台地が広がる鹿児島では、18世紀ごろにサツマイモの栽培が広がり、温暖な気候とともに焼酎造りに適した麹菌や蒸留方法の工夫などにより、豊富な銘柄と多様な味わいが楽しめるようになりました。しかも、本格焼酎は糖質・プリン体がゼロのため、気になる方にはうってつけです。※飲酒は適切な量でお楽しみください。

南さつま市 (男子サッカー・スポーツクライミング)

日本三大砂丘「吹上浜」砂の祭典 写真© K.P.V.B
南さつま市には、九州百名山の「金峰山」や国指定名勝「坊津」などの美しい景観を楽しむことができます。その中でも、47kmも続く日本一の長い砂丘「吹上浜」はまさに壮大で、白砂青松の秀麗な景観を誇り、日本の渚百選にも認定されています。
吹上浜海浜公園キャンプ場
そんな吹上浜の一角に位置するキャンプ場では、白砂青松の雄大なスペースで、スポーツやバーベキューなどを満喫できます。敷地内にはバンガローやオートキャンプ場があります。
たかえび(薩摩甘えび)・しらす
東シナ海の水深約400mに生息する「たかえび」は、「薩摩甘えび」とも呼ばれ、プリプリとした触感とあまえびのような甘さが特徴で、許された船でしか漁ができない希少性の高いえびです。また、吹上浜沿岸で水揚げされるしらすは、暖流の豊富なプランクトンを食べているので、ビタミンやミネラルなども豊富。噛みしめるたびに旨みや風味が口の中に広がり、潮の香りがほのかに漂う、その美味しさは格別です。

いちき串木野市 (女子バスケ・男子バレー)

薩摩藩英国留学生記念館
幕末の時代、鹿児島からロンドンへ旅立った薩摩藩英国留学生の留学の旅路と帰国後の功績を後世に伝えるため、2014年7月に開館した記念館。先人たちの歩んだ道を再度学んでみてはいかがでしょうか。
さつま揚げ製造工程見学
いちき串木野市の名産「つけあげ(さつまあげ)」「蒲鉾」は、今や全国に名の知れたブランドで、市内には大小さまざまな製造工場があります。勘場蒲鉾店、日高水産加工、高浜蒲鉾では工場見学が可能。詳細は各店舗までお問い合わせください。
ご当地ラーメン「まぐろラーメン」 写真© K.P.V.B
串木野港ではまぐろの水揚げ量が多く、地域の飲食業組合が開発したご当地ラーメン。マグロの頭とにんにく、しょうがなどの野菜類をじっくり煮込み、カツオや昆布などの和風だしとブレンドしたしょうゆベースのスープは、魚介の旨味がギュッと詰まった珍しい絶品ラーメン。ヅケの生マグロがトッピングされているのも特徴です。

指宿市 (女子ソフトボール・バドミントン・ゲートボール)

砂蒸し風呂
指宿と言えば「砂蒸し風呂」が有名。砂蒸しならではのリラックス効果を体験してみませんか。指宿にあるホテルなどで砂蒸しを体験できます。
そうめん流し 写真© K.P.V.B
竹樋(たけひ:竹で作られた水を通す管)を使った自然水流で食べる「流しそうめん」に対して、テーブルの周りを流れる人工的水流で食べるのが「そうめん流し」。指宿市の唐船峡の清水は1日10万トンも湧出するため、昭和37年に観光アピールとして始まったそうです。唐船峡そうめん流しには、「鯉の刺身」や「マスの塩焼き」もあります。
指宿鰹節
指宿市は鰹節の日本三大生産地のひとつ。全国で生産される鰹節の3割は指宿市が占め、なかでも、鰹節の最高級品「本枯本節(本枯節)」の生産量は日本一を誇っています。
そんな指宿市では、鰹節とコラボしたご当地グルメに注目。鰹節がまぶされていたり、鰹出汁を加えたタレに漬け込んだ唐揚げ「いぶから」や、鰹節をふんだんに使った「勝武士ラーメン」などがあります。「勝武士ラーメン」は、鰹節の旨味が溶け出したスープに、本枯節をトッピングした、さっぱり後味の良いラーメンで年配の方にも人気があるそうです。

南九州市(ソフトボール)

知覧特攻平和会館
南九州市にある知覧は、第二次世界大戦末期、旧陸軍の特攻基地が置かれた町。知覧特攻平和会館には、陸軍沖縄特攻作戦で亡くなられた1,036名の隊員の遺影や遺品、特攻前に家族や恋人に残した遺書や絶筆など後世に伝えるべき貴重な資料が展示されています。
ほかにも、海没し戦後引き上げられた戦闘機の展示がされていたり、特攻隊員たちが出撃するまで起居していた兵舎が復元されているなど、当時の生々しい様子を見ることができます。また、「特攻の母」と呼ばれ、出撃前の隊員たちを支えた鳥濱トメさんをはじめとする生き残った人たちの証言映像、語り部のお話など、特攻の記録を見たり聞いたりすることができます。
知覧茶屋・ホタル館 富屋食堂
知覧特攻平和会館を見学した後は、軍の指定食堂であった富屋食堂の女将、鳥濱トメさんの遺志を受け継いだ食堂と資料館に行かれてみてはいかがでしょうか。富屋食堂では、トメさんが隊員たちに作っていた郷土料理など、トメさんが振る舞った味を体験することができます。資料館には、検閲を通っていない特攻隊員の遺書や写真などが多数展示されています。
旧勝目郵便局
昭和16(1941)年に建てられた木造平屋建ての旧勝目郵便局は、国の登録有形文化財に指定されています。旧勝目郵便局は郵便事業の発展とともに昭和54(1979)年に郵便局としての役割を終えました。集配が廃止された後も、地域の人々にとって思い入れの深い建物となっており、大切に残されています。内部は見学することができませんが、うっすらと残る郵便マークに長い歴史を感じさせられます。

種子島・屋久島・奄美大島(サーフィン・オープンウォータースイミング・相撲)

各種アクティビティ
種子島・屋久島・奄美大島は、きれいな海に囲まれ、神秘的な森が広がるまさにアクティビティの宝庫。ダイビングやSUP、ハイキングやサイクリングなど、大自然の息づかいを全身で体感してみませんか。
奄美大島のマングローブパークでは、マングローブの森を抜けるカヌー体験ができたり、屋久島では縄文杉を目指すトレッキングツアーがあったり、種子島ではJAXAの宇宙センターを見学したり、その島ならではの楽しみがたくさんあります。

【番外編】時間がない方は「ぐりぶー広場」へ!

ぐりぶー広場
国体の開・閉会式会場や各競技会場に設置された「ぐりぶー広場」には、鹿児島県のうまかもんが大集合!観光に時間がとれないという方はぜひご利用ください。
また、ここまで紹介した市のグルメ以外のうまかもんにも出会えます。
※日によって出品内容が変わります。また、10月7日(式典実施時間のみ)は、ID(入場券)がなければ入場できません。

ぐりぶー広場特設ページはこちら
https://kagoshimakokutai2020.jp/greboo-hiroba/
鹿児島県のうまかもん
肉:鹿児島黒牛、かごしま黒豚、黒さつま鶏など。
魚:別名錦絵湾と呼ばれる鹿児島湾をはじめ三方を海で囲まれ旬の魚が豊富。すり身でつくるさつま揚げは郷土料理の代表格です。
果物やスイーツ:白熊アイスや黒糖を使ったお菓子など。
お酒:いも焼酎、黒糖焼酎。
お茶:かごしま茶など。

「かごしま国体」が最後の国体!

1946年(昭和21年)、京阪神地域を中心とした近畿地区で開催した第1回国民体育大会から77年。コロナ禍の影響で「特別国民体育大会」となった「燃ゆる感動かごしま国体」をもって、「国体」の名称で開催する大会は最後となります。終戦直後の荒廃していた状況の中、特に若者を中心に、国民に希望と勇気を与えることを目的にはじまった国体。ぜひ皆様の思い出に残る大会となるよう、「する」「みる」「ささえる」それぞれの立場で大会を楽しんでいただきたいと思います。

そして、スポーツを楽しむ。その想いは、2024年からスタートする「JAPAN GAMES」へとつながっていきます。「スポーツは、もっとオモシロイ。」を掲げて、「する」「みる」「ささえる」だけじゃない、誰もがもっと楽しめる大会に変わっていきます。「多様性」「継続性」「地域性」をテーマに、オモシロイを、もっとみんなに!

JAPAN GAMESについて詳しくはこちら
https://media.japan-sports.or.jp/column/85

「国体」の名称が最後となる鹿児島県には、豊かな自然や歴史を感じるスポット、鹿児島ならではのグルメなど、魅力あふれる場所・ものが豊富にあります。

各都道府県持ち回りで行われる国体ならではの楽しみ感を満喫してみませんか?一度鹿児島県を訪れたからには国体だけではなく、鹿児島県の新たな魅力を発見する機会になるはずです。