【PR】ロッテが開発したスポーツ用ガム「GEAR」で、 噛むことをトレーニングの一環に!
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スポーツにおいて噛む力はとても重要と言われ、ボクシングなどの格闘技に限らず、野球やラグビーなどさまざまなスポーツでマウスガードを使用する選手を見かけます。
そんな中、株式会社ロッテから、噛むことのトレーニングに適したスポーツ用ガム「GEAR」が登場します(2022年9月20日より発売開始)。
そんな中、株式会社ロッテから、噛むことのトレーニングに適したスポーツ用ガム「GEAR」が登場します(2022年9月20日より発売開始)。
噛むことのトレーニングに適したガムとは一体どんなものなのか。「GEAR」の開発経緯や商品特長などについて、ロッテ チューインガム研究課の浦部達弘さんと、「GEAR」を監修された東京歯科大学口腔健康科学講座スポーツ歯学研究室の武田友孝教授にお話を伺いました。
スポーツを頑張るすべての方たちに、「噛む」というトレーニングを提供したいと考えて開発
入社4年目の浦部達弘(うらべ・たつひろ)さん。入社以来チューインガムの研究一筋。主な担当商品はACUOやグリーンガムなど。
--今回なぜスポーツ用のガムを開発しようと思われたのですか?
スポーツをされている方にとって、日常生活の中で噛むことをトレーニングの一環として取り入れていただくことはすごく重要であると言われています。
そこで、日本スポーツ協会公認スポーツデンティストの武田友孝教授にご監修いただきながら、すべてのスポーツをする方にとって“噛むトレーニング”を取り入れていただきたいと思って開発しました。
--スポーツ用ガムと聞くと「クイッククエンチ」が思い出されますが
昭和の時代は運動時に水分補給をしづらかったため、“酸っぱいレモン味のガムを噛むことで口の中を唾液で潤す気分になれないか”というコンセプトで「クイッククエンチ」は開発されました。
今回発売となる「GEAR」は、スポーツに重要な“噛むこと”をトレーニングするというコンセプトなので、クイッククエンチとは異なる魅力を持った商品です。
そのため今回は新しいジャンルへの取り組みであり、令和の時代のスポーツ用ガムとして、「GEAR」の開発は私にとって大きな挑戦でした。
--もともとガムの研究をされたいと思っていたのですか?
はい。もともとお菓子や健康価値のある商品に携わりたいと考えてロッテに入社しましたし、ガムは子どもの頃から好きで噛んでいて、やりたいことと好きなことが一致していたので、ガムの研究を希望しました。
大学生の頃は、研究活動としてレポートを書いたり論文をまとめたりすることが多く、そうしたときによくガムを噛んでいました。ガムを噛むことで気分をリフレッシュさせることができるので、いつも机にガムを置いていてガムを噛みながら作業することが多かったですね。
--ロッテさんのHPでは歴代ガムの総選挙が行われていましたが、浦部さんの推しガムは何ですか?
私の推しガムはブルーベリーガムです。小学校の高学年で初めて口にしたとき「なんだこの味は!」と衝撃を受け、それ以来、ブルーベリーガムがいちばんのお気に入りとなっています。
本当に好きで、私が通っていた大学の購買にはブルーベリーガムが置かれていなかったのですが、「ぜひブルーベリーガムを置いてください」と購買の方にお願いしたほどです(笑)。それから置いていただけるようになったので、大学時代は研究仲間たちとよくブルーベリーガムを噛んでいましたね。
ブルーベリーガムは今でも仕事のお供として噛んでいます。
ブルーベリーガムは今でも仕事のお供として噛んでいます。
完成まで8年!70年以上にわたりガムを作り続けてきたロッテの技術を結集
ロッテ中央研究所
--「GEAR」を開発する上でいちばん苦労したところはどこですか?
「GEAR」は食感が比較的硬いガムになりますが、開発で苦労したのは、ガムの硬さと味わいをどう両立させるかという点です。
普段、ガムを噛むときに硬さを意識して噛む方は少ないと思いますが、硬いガムは香りの広がりが弱く、味が薄くなってしまう傾向があるため、納得のいく品質を作り上げるのは容易ではありません。そのため、味わいをしっかり残しながら一定の硬さにするのにすごく苦労しました。
--どういった工程で開発は進んだのですか?
まずは、「GEAR」のコンセプトである“スポーツする人のための、噛むトレーニングに適した品質”を目指し、第1ステップでは、“しっかりとした噛み応え”が持続する品質にする研究を行いました。
第2ステップでは、硬いガムであってもしっかりとした味が味わえる品質について研究し、試作品ができた段階で実際にスポーツ選手に試食をしていただきました。選手たちからいただく貴重な意見をもとに、改良を繰り返しながら品質をブラッシュアップさせていきました。
そして、第3ステップでは、実際に製品として発売できるかどうか、製造上の適性や品質保持などに関する研究を行いました。
--どんな選手に試食していただいたのですか?
試食は主に野球選手やサッカー選手にしていただきました。サッカー選手の場合、ガムを噛むシチュエーションは、試合中だけではなく、基本的にウォーミングアップ時など、準備の段階として気持ちをリラックスさせるために噛んでいるというお話を聞くことができました。
野球選手の場合、ベンチにいるときや守備についているときに噛んでいるという方が多く、ガムを噛むことがルーティンワークのひとつになっていて、パフォーマンスを発揮するためにガムを噛んでいるというお話も伺いました。
硬さや味の好みは選手によって個人差がありましたが、選手からお話を伺うことで、本当に普段からガムを愛用していただいているんだなと思い、とても嬉しくなりました。
目指したのは、噛んでいる間の硬さの変化が少なく、噛み応えや味わいが続くガム
--一定の硬さが長く続くために工夫された点は?
一般的な粒ガムは糖衣(とうい)でコーティングされていますが、「GEAR」は一定の硬さで長く噛み続けられるように、糖衣を使用しないシュガーレスタイプのガムとしました。
しかしその反面、糖衣を使用しないことでガムの表面のバリア性が低くなってしまい、原料によっては組み合わせたときに変色してしまうなど、さらなる課題が出てきました。
また、硬さと味わいを両立させるために、さまざまな原料や香料の組み合わせを試し、そうした課題を地道に一つひとつクリアしていくことで、なんとか完成にたどり着くことができました。
--「GEAR」の商品特長について教えてください
やはり、いちばんは“スポーツする人のための、噛むトレーニングに適した品質”として、一般のガムと比べ、一定の硬さが長く続く点にあります。また、噛む人の噛む強さに合わせて、硬めのストロングタイプ(パワーコーラ味)と、標準的な硬さのスタンダードタイプ(パワーレモン味)をご用意しています。
〈GEARの商品特長〉
(1)複数のガムベースを組み合わせ、一定の硬さ*で噛み続けられる、噛むことのトレーニングに適した、スポーツ用ガムです。(*当社ガム3品平均と比較して硬さの変化が少ないこと(ロッテ調べ))
(2)糖衣でコーティングしていない粒ガムで、幅広い世代の方に人気があり、ハード食感のイメージにも合うコーラ味と爽やかなレモン味の2種類です。
(3)好みにあわせてガムの硬さを選べるよう、硬めの「ストロングタイプ」と標準的な硬さの「スタンダードタイプ」をご用意しました。
(4)一般的に硬い噛み心地のガムは、香りや甘さの広がりが弱く、味が薄くなってしまいがちですが、配合を工夫し、硬い噛み心地でもしっかりとしたガムの味わいをお楽しみいただけます。
(5)日本スポーツ協会公認スポーツデンティスト・武田友孝教授(東京歯科大学口腔健康科学講座スポーツ歯学研究室)監修、日本スポーツ協会(JSPO)推奨品です。
--一般のガムと比べて、どのくらい硬さが続くのですか?
トレーニングを積んだ「専門パネル」と呼ばれる研究員の官能評価によって、一般のガムよりも一定の硬さが長く続くことを明らかにしました。
官能評価テストは、評価するガムをメトロノームのリズムに合わせて一定時間噛み続けて、時間の経過によって硬さがどのように変化したかを調べます。
ガムを噛んだときの硬さを、基準品をもとに、パソコン画面の1(いちばん柔らかい)から10(いちばん硬い)の数直線にある数字をタップして、硬さの変化を入力していきます。
噛むことはスポーツと関連している。JSPO公認スポーツデンティスト武田教授も 「噛むトレーニング」を提唱
スポーツ歯学の研究に従事し、さまざまなアスリートの噛むことをサポートしている専門家。東京歯科大学口腔健康科学講座スポーツ歯学研究室教授、日本スポーツ協会公認スポーツデンティスト、日本スポーツ歯科医学会理事。
--スポーツする人にとって、「噛む力」というのは重要なのですね?
私はアスリートの噛む力に注目し、長年研究を続けています。そして「噛むこと」がスポーツと関連していることがわかってきました。選手の個々の噛む力や噛むバランスを重視してアドバイスをしたり、多くのアスリートに噛むことを取り入れることを提唱してきました。
瞬間的な動き、重量挙げやボクシングのパンチ、ゴルフや野球のバッティングなどインパクト時の力にグッと噛むことは大きく関係しています。
--武田教授が「噛む力」に注目されたきっかけは?
私は学生時代にラグビーをしていたのですが、その頃から、相手と激しくぶつかるときにはしっかり噛むことが大事だと思っていました。
こうした経験から、激しいコンタクトスポーツにおいてはマウスガードが必要だと思い、90年代後半にオーストラリアに行ってマウスガードの作り方を学びました。当時マウスガードをつけていたのはボクサーやアイスホッケーの選手たち。
ニュージーランドやオーストラリアではラグビー選手たちにも普及していましたが、日本のラグビー選手でマウスガードをつけているのはほんのわずかでした。
今ではコンタクトスポーツ以外にも、スキーや野球、ゴルフなどでマウスガードを使用する選手が増えてきています。
今ではコンタクトスポーツ以外にも、スキーや野球、ゴルフなどでマウスガードを使用する選手が増えてきています。
--スポーツデンティストの役割について教えてください。
マウスガードをつくることも役割のひとつですが、スポーツデンティストは、基本的には選手の健康維持・増進を考えるので、口腔衛生指導や歯科検診などにも力を入れています。
治療においては、歯をケガした選手がどのようにしてケガをしたのか、各競技の動きなどを推察しながら治療にあたったり、大会では会場に入って歯科的な応急処置を行うこともあります。
--「GEAR」の監修において、どのようなことをアドバイスされましたか?
噛む時間についても、長く噛めるように同じ硬さで噛み続けられることや、人によってもともと噛む力が違うため、ガムの硬さを変えたほうがいいのでは、ということを伝えました。
-- 噛むトレーニングをする際、気をつけたいことはありますか?
普段、食事をしているときなど人によって左右どちらかで多く噛む癖というのがあると思います。そうすると多く噛むほうの筋肉が発達するので、ガムを噛むときには左右両方でバランスよくしっかり噛んでほしいですね。例えば、一日10分噛むとしたら左右で5分ずつ噛むようにしていただけるとベストですね。
スポーツをするお子さんたちも、「GEAR」で噛むトレーニングを実践
<子どもたちの声>
水上スキークラブ(群馬県のスキーチーム)
・弾力があって噛み応えがあるので続けてみたいと思った
・ガムを食べるだけで簡単に噛むトレーニングができるので良いと思った
・味も硬さも噛むトレーニングにちょうどよかった。
・ガムを食べるだけで簡単に噛むトレーニングができるので良いと思った
・味も硬さも噛むトレーニングにちょうどよかった。
<指導者や保護者の声>
MSCジュニア(群馬県のサッカーチーム)
・簡単に始められるので取り入れていきたい
・ガムを噛んでいるメジャーリーガーが多いので取り入れてみたい
・マナーを守りながら続けさせてみたい
・ガムを噛んでいるメジャーリーガーが多いので取り入れてみたい
・マナーを守りながら続けさせてみたい
浦部さん
株式会社ロッテは、1948年の創業以来ガムをつくり続け、さまざまなガムを生み出し続けてきました。
今回、約8年間、噛み応えと味わいにこだわり、試行錯誤しながら開発した令和のスポーツ用ガム「GEAR」がついに発売となります。
ぜひ、スポーツを頑張る多くの方々の“噛むトレーニング”にこのガムを取り入れていただけたら幸いです。
今回の記事は動画版もお楽しみいただけます
ロッテが開発したスポーツ用ガム「GEAR」で、 噛むことをトレーニングの一環に!
via www.youtube.com
発売に先駆けて、スポーツ少年団の子どもたちや、指導者、保護者の方たちにも「GEAR」を試食していただき、「噛むトレーニング」について印象をお聞きしました。