【PR】スポーツの価値は3つの精神に宿る。一企業として世界に展開する三井住友海上が、スポーツ振興に力を入れる理由

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【PR】スポーツの価値は3つの精神に宿る。一企業として世界に展開する三井住友海上が、スポーツ振興に力を入れる理由
損害保険会社である三井住友海上は、女子陸上競技や女子柔道で例年あまたの優秀アスリートを輩出してきました。

特にオリンピックの大舞台で、「三井住友海上」の文字を背負って戦うメダリストたちの姿が鮮烈なまでに目に焼き付いた人たちも多いはず。
同社では、性別や障がいの有無に関わらず多様性を尊重する「ダイバーシティ&インクルージョン」というコンセプトのもと、手厚くアスリートのサポートがおこなわれています。
また、同社は1992年以来、長きにわたり協賛企業として様々な面でJSPOにご協力いただいています。「公認スポーツ指導者総合保険制度」の引受会社としての、スポーツ指導者が安心して活動いただくための環境づくりや、総合型地域スポーツクラブのマネージャーなどへのリスクマネジメントのノウハウ提供などがその一例です。
損害保険会社として同社が考える未来とスポーツの可能性について、人事部・スポーツ振興チーム長の杉山仁(すぎやまじん)さんにお話を伺いました!

一番は、社会に還元できる"良いサイクル"を作ること

ーーまず初めに、企業として御社がどのようなミッションを掲げているのかお聞かせください。

私たちは「安心と安全を提供し、活力ある社会の発展と地球の健やかな未来を支える」という理念のもと、日々の業務に取り組んでいます。会社の中期経営計画としては、SDGs(持続可能な開発目標)をみちしるべとして「社会との共通価値の創造」に取り組み、社会の持続的な発展とともに成長することを目指しています。

ーー"健やかな未来"、ですか。

はい。活力ある社会は、社会全体が一緒になって目指し取り組んでいくことで実現し、さらに良い方向へ、つまり健やかな未来へ向かって進んでいくはずです。私たちも、会社全体としてその実現の一助になれたらと考えていますね。

ーーなるほど。それを実現するにあたって、御社の取組の例としては何があるのでしょう。

三井住友海上の本業は損害保険ですが、上記理念に紐付いて取り組む分野は多岐にわたります。たとえば、そもそも事故を未然に防ぐという発想から『GK 見守るクルマの保険(ドラレコ型)』でのドライブレコーダー活用。さらには、地震などの大規模自然災害が発生した際に、近くの避難所までのルートを案内してくれる「スマ保災害時ナビ」というスマホアプリを提供しているのが、まさにその一例です。

また、損害保険会社はいわゆる金融機関なので、"公平・公正"を大前提に企業から個人まで幅広いお客様と日々関わらせていただいています。

そんな中、幅広い分野で多くのお客様へメリットを提供できるような取組をおこなっていく。その積み重ねが会社としてのミッションを達成することにつながると考えています。それがまた私たちのモチベーションを生み出し、さらに社会に還元できるものを提供できることとなり、良いサイクルが続きますよね。

多様性の尊重で幅広くアスリートの活躍をサポートする

ーー先ほどのミッションに関して、御社のスポーツとの関わり方について教えてください。

弊社の歴代トップも常に言ってきたことなのですが、スポーツ振興は社会に果たすべき企業の役割の一つです。つまり私たちとしては、スポーツ振興を経営の一部と捉え、社会貢献として取り組んでいるのです。これは1989年の女子柔道部創部以来、30年以上守り続けてきたスタンスでもあります。

ーー三井住友海上といえば、女子柔道部や女子陸上競技部が有名ですよね。オリンピックでも多くのアスリートがメダルを獲得しています。

そうですね、女子柔道部は1996年アトランタオリンピック以降、6大会連続で弊社所属アスリートが出場し、皆大きな注目を浴びてきました。しかし、創部当初の30年前は、女子柔道は今ほど注目を浴びる競技ではありませんでした。そういう意味では、女子柔道という競技の普及や競技力向上に貢献できたのではないかと思っています。

ーー今や柔道は男女問わず世界250ヶ国以上でおこなわれるグローバルなスポーツです。振り返ると感慨深い想いもあるのでは?

本当にそう思います。実は競技力の向上だけでなく、柔道を通して世界と交流することで社会全体への貢献にも取り組んでいます。日印友好年である2017年や、日越友好年である2019年には、現地の日本大使館から要請を受けて、弊社アスリートが現地で柔道の素晴らしさをお伝えしたり、柔道着を寄贈する機会にも恵まれました。

ーー国際交流はスポーツの醍醐味でもありますよね!柔道や陸上競技以外の動きはありますか?

ここ最近の動きとしては、2013年に開催が決定した2020東京オリンピック・パラリンピック大会に向け、その2年後の2015年にはパラアスリートの採用を開始しています。現在5名のパラアスリートが、弊社所属アスリートとして働きながら、それぞれの競技を通して勇気と元気を届けてくれています。

これは弊社が大切にしている、性別や障がいの有無に関わらず多様性を尊重する「ダイバーシティ&インクルージョン」というコンセプトにもとづくところが大きいです。障がい者雇用の面でいうと、実は女子柔道部設立よりも早く取組を始めているんですよ。

国際交流のきっかけとしてのスポーツ

ーー「ダイバーシティ&インクルージョン」について、もう少しスポーツを絡めた事例はありますか?

それでいうとロンドン・マラソンが挙げられるかと。

エリートの競技者だけでなく、車椅子や視覚障がいのアスリート、そして一般のランナーが数多く参加し、みんなが楽しめる大会になっています。

現地社員と交流したり、社員が沿道に応援に駆けつけるなど、グローバルな社員間交流の架け橋になっています。

ーーまさにグローバル企業のあるべき姿という感じですね!

はい。ただのきっかけのひとつかもしれませんが、スポーツはコミュニケーションにおいて今挙げたような役割を果たしてくれていると感じます。その交流の幅が広いのは、グローバル企業ならではです。

また、ロンドン・マラソンでは車椅子ランナーも視覚障がい者も、スタート時間をずらして同じコースを走るので、声援も同じように届くのが彼らにとっては何より嬉しいとの声をよく聞きます。こうしたシステムも、図らずして私たちのコミュニケーションを深める一因になっている気がしますね。

アスリートでなく一人の同僚として。OBや代理店まで参加する応援団

ーー先ほど御社所属アスリートの話が上がりました。皆さんスポーツだけに従事しているわけではないんですね。

弊社に所属するアスリートは、全員正社員として採用しています。日々一緒に勤務をこなしながらスポーツに取り組んでいる状況です。

私たちとしては、アスリートが努力したり苦悩する姿を間近に見ているので、たとえオリンピアンだとしても自分たちと同じ普通の人間であることを強く感じますね。

いつも隣の席で一緒に仕事をしていた人が、ひとたび会社を出れば、日の丸を背負って世界と戦っている。その姿が他の社員の業務を頑張るモチベーションにもなるんです。ビジネスも同じく"戦い"ですので。グローバル展開をしている弊社としては、否が応でもその姿を重ね合わせてしまいます。

ーーたしかに、画面越しで見るアスリートとは違い等身大の人間ですもんね。これは大会の応援にも熱が入るのでは?

そうなんです!弊社には、社員やOB・OG、代理店の方々6,000人で構成されるガッテンダーズというスポーツ後援会があるのですが、大会があると大勢で駆けつけます。また、こうした大会の情報は、広報部がウェブ社内報やイントラネットを駆使して伝達しています。

他にも、たとえばマラソン大会だと、アスリートが一番辛くなる地点で応援をするように手配したり、視覚障がいを持つアスリートの伴走が応援の声を隣で届けてくれたり。現地の営業とも連携して、本当に皆で協力してアスリートのパワーになるような工夫をしてくれているんです。

ーーいつも一緒に働いている同僚が頑張っているわけですからね!

はい、皆一丸となって戦うので、勝っても負けても得るものはあります。弊社ではスポーツの価値を知ってもらうことにつながると信じて、こうしたアスリートのサポートを長年おこなっています。

そもそも正社員として雇用しているのも、アスリートのセカンドキャリア形成をサポートするという意味合いが大きいのです。勝負の世界は厳しく、みんなが活躍ができるわけではなく、現役の期間は思っているより短いと思います。だからこそ、スポーツに取り組みながら会社に勤務することで、社会で通用するようしっかり経験を積んでもらっています。

ーーなるほど、セカンドキャリアで活躍する有名なアスリートは現在いますか?

その最たるモデルとしては、弊社所属女子陸上競技部で、2000年代初めに大きく活躍した渋井陽子さんや土佐礼子さんですね。彼女たちは、現在も弊社の社員として広報やランニング教室を通してスポーツの素晴らしさを届けています。

現在、女子柔道部・女子陸上競技部のOG20名ほどが、本業である損害保険に従事しています。管理職として活躍しているOGもおり、とても誇らしく思いますし、アスリートの後輩たちにとっても良い見本になっています。

どんなときも一緒にスポーツを続けていく。アスリートにとっての拠り所になりたい

ーー御社は長年企業としてスポーツに携わってきたと思います。その歴史の中で感じたスポーツの可能性と、会社としての未来を最後にお聞かせください!

私はスポーツ振興チーム長としては8代目となります。これまで歴代のトップから脈々と受け継いできたスポーツの素晴らしいところは、「フェアプレーの精神」です。スポーツの世界でフェアプレーとして謳われる健全性の精神は、社会からの信頼によって成り立つ損保会社としての健全性とも通じるものがあります。

スポーツにはチャレンジ精神とフェアプレー精神、そして諦めない不屈の精神が宿っています。この3つの精神がスポーツをする人、観る人、支える人の共感を生み出し、社会全体を元気にしていくのだと思います。一企業としてスポーツを振興する意義・価値は、これを届けることにあると考えています。

ーーそこにはむしろ企業にしかできないやり方もあるかもしれませんね。

企業としては、何より「継続すること」が大切ですね。弊社は、公共性を原点とした保険・金融サービス事業であり、アスリートを広告塔とは考えておりませんし、良い時も悪い時もアスリートに寄り添っていけるように、地道に誠実に取り組んでいくことが使命だと考えています。

ーーそれはアスリートにとっても、会社にとってもメリットのあるサポート体制ですね!取組の例はありますか?

今、スポーツ界に根付く様々な問題が浮き彫りになってきています。問われているのはまさに「フェアプレーの精神」、つまり健全性なんです。

働き方改革に代表されるように、社会は大きな変革の時を迎えており、スポーツの世界においても様々な課題が浮き彫りになっています。問われているのは、まさにフェアプレーの精神であり、健全性だと思います。

弊社としても、アスリート・スタッフに対して、競技だけでなく、一般の社員と同様に、人事面談や各種研修を通じて、当社社員として責任ある言動を励行しています。

こうした取組により、真に愛されグローバルに活躍するアスリートの姿を通して、元気の出る明るいメッセージを世界中のグループ社員やご家族、ステークホルダーの皆さまに届けていきたいですね。

ーー今後も御社の名前を背負ったアスリートが活躍することを楽しみにしています。本日は貴重なお話ありがとうございました!

こちらこそ、ありがとうございました!