テレワークで動かないおとなが増加!?アクティブ チャイルド プログラム(JSPO-ACP)で子どもと一緒に遊びながら運動不足を解消しよう

する
テレワークで動かないおとなが増加!?アクティブ チャイルド プログラム(JSPO-ACP)で子どもと一緒に遊びながら運動不足を解消しよう

テレワークが増えつつある世の中。しっかり運動できていますか?

いまだに全国で感染が続いている新型コロナウイルス(以下、コロナ)は、私たちの生活を一変させました。特に仕事における影響は大きく、オンライン会議やテレワークといった新たな習慣が浸透しつつあります。時間が有効的に活用できるという声がある一方で、外出しないことによる運動不足も懸念されています。

また、テレワークで悩まされる問題の1つに、子どもとの関わり方が挙げられます。特に未就学児~小学生低学年など、目が離せない年頃の子どもには、ついつい動画やゲームで遊ばせておいて、仕事をすることも少なくないでしょう。

体を動かすことの楽しさ・大切さを子どもたちに知ってもらうためのアクティブ チャイルド プログラム(以下、JSPO-ACP)で、親子で一緒に遊びながらメリハリのある在宅時間を組み立ててみましょう!

テレワーク推進で親子ともに運動不足解消が急務に

コロナ感染拡大とともに、多くの企業で進んだテレワーク。オフィスコストの削減や、社員のワークライフバランス向上などのメリットがある働き方ですが、その一方で問題となっているのが運動不足。

もちろんテレワークをしている人自身もそうですが、子どもがいる家庭の場合、子どもが家にいる時間帯のテレワークでは、どうしても家で遊ばせることになります。子どもを外に連れ出して遊んだり、散歩したりする時間は取りにくいでしょう。

その結果、知らず知らずのうちに運動不足が積み重なり、生活リズムの乱れや生活習慣病を引き起こすリスクにも。親子ともに、運動不足を解消することはテレワークを続ける上で避けられない問題となっています。

アクティブ チャイルド プログラム(JSPO-ACP)とは?

社会の変化に伴い、子どもたちのライフスタイルも変化。動画やゲームなど家庭内で楽しめる遊びが増えたり、遊ぶ場所が減ったりしたことで「運動しない子ども」が増えています。

家庭での過ごし方を振り返り、自分自身だけでなく子どもに運動する機会を与えているかを見直してみましょう。

幼少期の運動の重要性

子どもたちの運動量が減少したのは1980年代頃からと言われています。この時期は、家庭用ゲーム機が普及し始め、道路での遊びが禁止された頃。だんだんと子どもの運動する機会が減少し、体力低下が懸念されるようになります。

しかし、幼少期の運動が与える影響は体力にとどまらず、子どもの発達にも広く影響を与えています。昔ながらの幼少期の体を使った遊びには、さまざまな動きが含まれており、子どもたちはこれらの動きを通して、自分自身の体をうまくコントロールできるようになるのです。

さらに、遊びを通してルールを考えたり、もっと楽しくなるように工夫したりする機会も減少。その結果、コミュニケーション能力や認知機能も低下していると言われています。このことから、運動が幼少期の発達において、いかに重要かがわかるでしょう。

JSPOの取組

そんな現状から、子どもたちが「楽しんで積極的に身体を動かす」ことを目的として、日本のスポーツ界の統括組織であるJSPO(日本スポーツ協会)が制作したのがJSPO-ACPです。

幼少期からスポーツや運動を取り入れられるよう、評価のポイントや指導のノウハウ、具体的な遊びプログラムを指導者へ普及しています。

さらに、全国的な展開としては『日本スポーツ少年団』を通じた普及活動が挙げられます。50年以上の歴史を持つ日本スポーツ少年団は、全国に70万人以上の団員が所属。入団する年の4月1日時点で、満3歳以上の未就学児から加入が可能です。『日本スポーツ少年団』は、幼児期から青少年期までのスポーツを担える日本最大の青少年スポーツ団体として、JSPO-ACPの普及に取り組んでいます。

親子で一緒にできるJSPO-ACPで、遊びながら運動不足を解消しよう

JSPO-ACPには部屋の中でできるものや外でできるもの、2人でできるものや3人以上必要なものなど、いくつか種類があります。幼稚園児と小学生では楽しめるプログラムも変わってくるでしょう。年代に合わせて家の中でできるプログラムをいくつか紹介します。

【家の中で遊ぶときの注意点】
公園や体育館と違って限られた場所で遊ぶことになるため、安全に遊べるように注意してください。
例えば、

①柱やテーブルなど障害物の近くで遊ばない
②部屋のなかを片付けてから遊ぶ、障害物の角などはクッションや座布団で覆う
③できれば畳や柔らかい床のうえで遊ぶ

などが考えられますが、ご家庭の状況に合わせて安全な環境を整えてください。

【未就学児】全身を使って「からだジャンケン」

2、3人で向き合い、「最初はグー、じゃんけんぽん!」の合図で全身でポーズをとります。グーであれば岩のように丸まったり、パーであれば大きく手を開くなど。人数が多い時はリーダーを1人決めて勝ち残り戦にしたり、動物の真似を取り入れるなどアレンジしても楽しめます。

未就学児でもわかりやすいルールであり体を大きく使うプログラムなので、運動不足解消におすすめです。周りに人がいないか確認しておこないましょう。

【未就学児】誰が一番上手かな?「動物に変身」

リーダーが場面を設定し、リーダー以外はその場面にいる動物に変身するというプログラム。例えば、リーダーが「サバンナ!」と言えば、リーダー以外はライオンやゾウに変身しなければなりません。親と子1対1でもできますし、何人かで動物が被らないように変身するのも楽しいです。

部屋の中の狭いスペースでもできるので、テレワーク中にはぴったり。子どもの想像力をかきたてるプログラムです。慣れてきたら乗り物やスポーツの動きを取り入れても良いでしょう。

【小学生】バリエーション豊富な「すもう遊び」

2人組になり、体の部位を決めます。その部分で押し合ったり引き合ったりして、先にバランスを崩して足の位置が動いた方が負けです。

手押し相撲はイメージしやすいですが、足裏相撲やしり相撲でも同じように楽しめます。ポイントは、約束した部位だけで押したり引いたりすること。子どもが小さいうちはバランスを崩して転倒する可能性もあるので、念のためにマットを敷いておこなうと安心です。

【小学生】親子の真剣勝負!?「ペアタッチ」

2人組を作り、握手をします。スタートの合図で腕の力を緩めたり、強めたりして、相手のバランスを崩します。最終的に相手の膝にタッチできたら勝ちです。

タッチする場所は膝でなくても構いません。お尻や、ズボンにタオルをつけてしっぽを先に取ったほうが勝ちというルールにしても楽しめます。

ペアタッチをおこなう際は、周りに人がいないこと、急に手を離さないことに気をつけましょう。

まとめ

JSPO-ACPは、運動不足解消だけでなく、テレワーク中の親子のコミュニケーションとして在宅時間にメリハリを与えてくれます。慣れてくればもう少し動きのあるプログラムに取り組んだり、アレンジを加えて楽しむのもおすすめです。

自分の健康管理のために、そして子どもの体と心の健やかな発達のために、運動が不足しがちなテレワークの休憩時間や、日々の新しい習慣にJSPO-ACPを取り入れてみてください。