【PR】インパクト大のデザインに、史上最高の反発性。ミズノ技術の粋を集めた新シューズ「THE MIZUNO ENERZY」

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【PR】インパクト大のデザインに、史上最高の反発性。ミズノ技術の粋を集めた新シューズ「THE MIZUNO ENERZY」
1906年に創業し、これまで様々なスポーツ用品とスポーツウェアを手掛けてきたミズノ。世界に誇るスポーツメーカーとして、日本のみならず海外からも注目を浴びているのは周知の事実です。

そんなミズノが満を持して、ミズノ史上最高反発とも謳われる新素材『MIZUNO ENERZY』を搭載したスポーツシューズ「THE MIZUNO ENERZY (ザ ミズノエナジー) 」を2020年7月1日に発売しました。(※本商品はコンセプトモデルのため、数量限定での販売です。)
シューズの型にとらわれないインパクトあるデザインで、発表当初からスポーツ業界だけでなく、ファッションシーンにおいても注目を浴びる本商品。特長的なのはその見た目だけではなく柔らかさと反発性のあるソールです。

これまで総合スポーツメーカーとして培ってきたノウハウを結集した、集大成というその新素材にはどのような思いが込められているのか。ミズノ株式会社 『MIZUNO ENERZY』商品開発担当者の八幡 健太郎氏にお話を伺いました。

人間の動きは地面から力を得ている

――新素材『MIZUNO ENERZY』は柔らかさと反発性が特長とのことですが、どのような経緯で生まれたのでしょうか?

きっかけは、私たちミズノの開発陣が本当にすべきことについて考え直すことをテーマとした1泊2日の社内合宿でのことでした。そこで自分たちの考えを研ぎ澄まし、本当に力を注ぐべきところは「人間のパフォーマンス(運動能力)を向上すること」であると、テーマを決めたんです。

弊社はもともとスポーツ用具発祥のブランドですので、野球のバットや、テニスのラケット、ゴルフクラブなどの開発過程で、反発力を高めて何かを打ち返すということについて、多くの知見とノウハウがあります。

それを個人の「パフォーマンス向上」につなげることについても深く考え、出した答えが「シューズ内にエネルギーを多くためて、それをできるだけロスなく跳ね返す」ということでした。なぜなら「走る動作も、跳ぶ動作も、人がスポーツをする中で発生する動作は地面から力をもらっている」ということに気づいたからです。

野球やテニスのスイングで球を打ち返す動作などは、すべて下半身を上手く使う必要があるということをスポーツ経験者であればご存知かと思います。その気づきから「どうやったら地面から力をより多く得られるか」ということを切り口に研究開発を進めました。

――徹底してユーザーの視点に立つための合宿だったんですね。「ええもんつくんなはれや」というミズノの創業者の言葉もあります。

創業者・水野利八の「ええもんつくんなはれや」という言葉は、私が入社したときから今でも社内の教育の場面などさまざまなところで引き継がれています。最終的に物の価値を決めるのは使ってくださる方ですから、その人がいいと感じてくれるものを作り続けていきたいと思っています。

――今回「THE MIZUNO ENERZY」というコンセプトシューズを世に出すにあたって、もっとも苦労したことは何でしょうか?

従来の素材とはガラッと材料を変えたことで、ソール(シューズ底)の設計そのものに調整が必要だったことが難しいポイントでした。

『MIZUNO ENERZY』は、従来よりもシューズの中に柔らかく足を沈みこませ、跳ねるようにパンッと反発させるのが特長です。これを実現するために、これまでよりも柔らかい材料を使用しているのですが、陸上やハンドボールをはじめ、それぞれの競技用に最適にアジャスト(調整)していくことには時間をかけましたね。競技に合わせて『MIZUNO ENERZY』搭載シューズには数種類のモデルがあります。

例えばバレーボール。体格の良い選手が、ものすごい力でドンッ!と地面に着地したときに、ソールが薄すぎると、選手の体重に耐えきれません。しっかりと体重を支えながらも地面からのエネルギーをためて反発させるために、必要とされる厚みはどのくらいなのか。

さらに言えば、ジャンプすることに特化したバレーボールだけでなく、他にも、より速く走ることに特化した陸上競技など、競技によって人が足の裏に加える力の量や場所が変わってきます。だからこそ、そういった細かいソールの形状を競技ごとにチューニングしたり、素材を使用する箇所を変えたりすることが非常に重要でした。

――そんな苦労を重ねた新素材『MIZUNO ENERZY』をシューズに用いる際、もっともこだわったポイントを教えてください。

2年にも及ぶ開発だったので、たくさんありますね。(笑)

やはり従来のシューズで使用している素材とは材料レベルからまったく違うものであるということが、ポイントですね。

『MIZUNO ENERZY』はこれまでシューズで使用してきた材料の枠を超えて開発されました。これは、用具やアパレルも扱うミズノだからこそ成し得たと考えています。ミズノの強みである総合スポーツメーカーとしての知見が活かされた「誰が履いても違うと思える」シューズが作れたのではないかと思います。

「THE MIZUNO ENERZY」はインパクトと話題性を生み出せた

――「THE MIZUNO ENERZY」はファッション面でも評価を得ています。何からインスピレーションを得て、デザインを考案したのですか。

実は「THE MIZUNO ENERZY」のデザインに先立ち、素材自体はすでに開発が進んでいて。『MIZUNO ENERZY』を象徴するようなイメージを、このシューズで表現したいと考えていました。

そこで開発チームやデザイナー、商品企画部で、その象徴とは何かを議論しました。さまざまな意見がありましたが、最終的には「ボールが弾むイメージ」、そしてそれが「変形しつつも元に戻る動作をイメージ」し、このデザインが誕生しました。

他にも「雲のようなフワフワした履き心地」という意見も、今回の見た目に少なからず関わっていますね。

――このモコモコした形状はさまざまな想いを反映したものなんですね!これまでのミズノのシューズにはない斬新なデザインですが、ユーザーからはどんな反応がありましたか?

良くも悪くも、一言でいうと「衝撃」です。「ミズノがすごいシューズを出した!」という驚きのコメントをSNSで私自身何度も目にしました。中には非常に面白いコメントをされている方もいて、笑ってしまいました。

パッと見ただけで消費者にインパクトを与えることができ、そして興味を持ってもらうことのできるシューズが完成したことは本当に嬉しかったです。

ミズノはこれまで、人のパフォーマンス向上のためにはどうすれば良いかを考え、その性能を洗練されたデザインに落とし込んできました。「THE MIZUNO ENERZY」はかなりのインパクトがあり、話題性のあるシューズを生み出せたことで、殻を破ったチャレンジができたと思っています。

――世間のリアクションを見ると、「THE MIZUNO ENERZY」には多くの方が興味関心を抱いているかと思います。普段スポーツに馴染みがない方も、ファッションとして日常シーンでこのシューズを履きたいと感じるかもしれません。

もちろん、柔らかさや弾むような感覚は日常の5分のウォーキングでも感じていただけると思います。

ミズノでは「人の動くシーン全般」をスポーツの対象として考えています。5分のウォーキングだって、解釈次第では立派なスポーツですね。

また「THE MIZUNO ENERZY」で柔らかさと反発性を感じていただき、それをきっかけに歩いたり、走ったりすることに楽しみを覚え、ジョギングを始めてみようと思ってくださったら、嬉しいですね。

――「THE MIZUNO ENERZY」を履けば、運動すること自体が楽しく感じられそうですね!

色んな動きを試したくなるような、楽しいシューズだと思っています。「新しいことに取り組んでみる」、「できなかったことが、できるようになる」という体験をしていただくことは私たちミズノがもっとも願っていることですね。

サステナビリティ活動には長年取り組んできた

――今、ファッション業界では持続可能な社会の実現を目指す取り組みが重要視されています。ミズノではどのようなサステナビリティ活動に取り組んでいるのでしょうか?

実は1990年代から環境保全活動に取り組んでいます。例えば、社内でのゴミの分別や社員への環境教育。さらには、段ボールではなく再利用できるプラスチックケースで納品することで、資源消費を抑えるなどの工夫を長年続けてきています。

また、シューズでも従来の石油由来の材料から、植物由来の材料に切り替えるなどに取り組んでいます。弊社としてもSDGs(持続可能な開発目標)の考え方に則り、持続可能な社会の実現に貢献できるような動きを進めています。

「MIZUNO ENERZY」の今後の展開にも期待

総合スポーツメーカーとして、長年ミズノは第一線において最高のスポーツウェアとスポーツ用品を作り続けてきました。インタビューを通して伺えたのは、ミズノだからこそ「MIZUNO ENERZY」という革新的素材を作ることができたということ。

今回ご紹介した「THE MIZUNO ENERZY」を皮切りに、MIZUNOでは今後も様々な用途に合わせて本素材搭載のシューズを展開する予定です。ネットや店頭で見かけた際には、ご自身にぴったりの商品をお手に取ってみてはいかがでしょうか?