【PR】ランナーの悩みはシューズに聞く時代。アシックスが『EVORIDE ORPHE』で実現するランニングシューズの未来とは

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【PR】ランナーの悩みはシューズに聞く時代。アシックスが『EVORIDE ORPHE』で実現するランニングシューズの未来とは
アシックスはこれまで世界中で愛されるスポーツ用シューズを開発し続けてきました。そんなアシックスの基幹を担うのは、アシックス スポーツ工学研究所。徹底的に人間の運動動作を研究し、そのデータを余すことなく製品のクオリティ向上に役立てています。

そんなアシックス スポーツ工学研究所が発表したのが、新ランニングシューズ『EVORIDE ORPHE(エボライド オルフェ)』。シューズ内にセンサーを埋め込み、ランナーの走りをデータで可視化する。そう、これは単純なスポーツアイテムではなく、初心者から上級者までの現代ランナーが抱える悩みを革新的に解決する存在なのです。
1977年のアシックスの設立以来、「スポーツで培った知的技術により、質の高いライフスタイルを創造する」というビジョンを具現化してきたアシックス スポーツ工学研究所が、その知見を活かした『EVORIDE ORPHE』ではどのような価値を提供してくれるのでしょうか。株式会社アシックス スポーツ工学研究所主任研究員、猪股貴志氏にお話を伺いました。

デジタル技術との革新的融合。『EVORIDE ORPHE』開発秘話

ーまずは『EVORIDE ORPHE』が開発されたきっかけを教えてください。

アシックスはユーザーの皆さんに新しい価値を提供するため、2020年に向けて「デジタル技術を使ったスポーツライフの充実」を目指してきました。

その中でも、今後さらに重要になっていくのは一人ひとりに合わせたデータを活用したパーソナライゼーションなのではないかと考えています。そうした考えのもと、今回『EVORIDE ORPHE』を開発することになりました。

ーでは『EVORIDE ORPHE』の開発は、アシックスが見据える未来の先駆けだったのでしょうか。

はい、こうした商品の開発は初めての挑戦です。そのため、我々が目指す将来像に共感いただけるデジタル技術に精通した外部パートナー様との共同開発が始まったのです。

ー『EVORIDE ORPHE』の開発を進める中で苦労したことはどのようなことでしたか?

『EVORIDE ORPHE』には2種類のセンサーが搭載されています。走りの動きや振動、衝撃を検知する「加速度センサー」。そして足の向きや回転を検知する「ジャイロセンサー」です。これらの2つのセンサーから得られたデータを、いかにランナーにとって価値のあるデータに変換するかという点はとても苦労しましたね。

データの計測だけでは終わらせない、という商品コンセプト

ー『EVORIDE ORPHE』ではデータを取るだけではなく、ユーザーに有用な情報として提供することを目指したとのことですが、そのためにどのような工夫をしましたか?

もっとも工夫したのは、すべてにおいて「分かりやすい」ということです。また、計測したデータをスマートフォンアプリを通してフィードバックする際にも、活用してもらいやすい形を意識しました。

アプリ上でデータをグラフ化し、文字でアドバイスを表示する、具体的にどういったトレーニングを実践すべきかを動画で解説するなど。データを取得するだけでなく、どういったことを実践するとさらに理想の走りに近づくかを、個人に寄り添うパーソナルトレーナーのように丁寧に解説します。

ートレーニング方法をアプリから動画で見ることが出来るというのはわかりやすく、すぐに実践できますよね。

YouTubeなどでなんとなく動画を見るのと、『EVORIDE ORPHE』が出したデータにもとづき、自分の走りに沿ったアドバイスを受けた上で動画のトレーニングを実践するのでは全く違う体験です。これも『EVORIDE ORPHE』とアプリの組み合わせを使うメリットですね。

ーこうした独自の設計には、これまでアシックスが培ってきた知見がどのように活かされているのでしょうか?

アシックスはこれまで膨大な数のランナーのデータを計測してきました。長年、研究員一人ひとりが、そのデータを個別にフィードバックしてきたのですが、今回はこの経験が活かされています。

様々な悩みに対してどういうトレーニングが適切かという答えを、現場に即した生きた知識として、データとして蓄積してきました。これを分かりやすく体系化し、アプリを通してユーザーの皆さんに体験してもらうことは、アシックスにしかできないと自信を持って言えます。

より良い走りを、いつでも分かりやすく。『EVORIDE ORPHE』が教えるあなたにピッタリのトレーニング

ーアシックスでは「よりよい走り方」として、①ダイナミックな動き、②効率が良い動き、③負担が少ない動き、を提唱しています。なぜこの3つの動きが大切だと考えているのですか? 

ランニングで高いパフォーマンスを上げようと考えたとき、真っ先に考えつくのはスピードを上げることです。そのためには、身体をいかに大きくダイナミックに動かすことができるかが重要になってきます。

また、そのスピードを長く持続させるためには、エネルギー効率の良い動きが必要になるでしょう。そして、この2つをしっかりと身体に覚え込ませるには、無理のない反復トレーニングをすることです。つまり、身体への負担が少ない動きですね。これら3つは個別のポイントではなく、最後には全て繋がっているものとして捉えることができます。

長年ランナーの動きを研究してきたアシックスでは、この3つの観点が「走る」ことに大切なことだと考えています。

ーこの「よりよい走り方」を実現できるように、分かりやすくアドバイスをしてくれるのが『EVORIDE ORPHE』なのですね!

『EVORIDE ORPHE』はそのランナーに合った練習方法とは何かを、データにもとづいて分析し、的確にアドバイスします。

開発中、多くの様々なレベルのランナーに話を聞きましたが、特に初心者の方の悩みで多かったのは「自分に合った練習方法がわからない」というものでした。こうした悩みは、『EVORIDE ORPHE』で解決できるのではないかと思っています。

また、熟練ランナーにも満足していただけるポイントとして、キック力・キック効率・ブレーキ効率・衝撃の負担軽減度・ねじれの負担軽減度の5つのポイントから、その人独自のランニングタイプをグラフで見ることが可能です。

このグラフで表される5つのポイントのバランス改善を考えながらトレーニングすることで、先ほど紹介した「よりよい走り方」、つまり理想の走りに近づくことが期待できます。

ー『EVORIDE ORPHE』はパーソナルトレーナーのような存在だというお話がありました。実際のパーソナルトレーニングと比較したときにどのような違いがあるのでしょうか?

『EVORIDE ORPHE』は、本格的なデータを数字として計測でき、なおかつそのデータにもとづいた文字でのアドバイスや動画での指導を手軽に受けられるのが強みです。

パーソナルトレーナーの指導では、自分の現状が平均と比べてどうなのかという基準が分からず、現在位置を見失ってしまいがちです。また、多忙な方にとってはスケジュールを合わせるのが難しいなど、トレーニングを続けるモチベーション自体が維持しづらい可能性もありますね。

ーどのような方に『EVORIDE ORPHE』を使ってほしいですか?

走ることに少しでも興味がある方には全員体験してほしいと思っています。

「これまで調べたり工夫をしたり、ランニングに対して努力をしてきたけれど、自分ではどうしようもない壁にぶつかってしまっている人」「さらに良いランニングをするためにどう現状を打破すればいいのか悩んでいる人」から「楽しそうに走っているランナーを見て興味を持った人」まで。ランニングのレベルを問わず、努力や工夫が結果に結びつかず悩んでいる人にとっては、『EVORIDE ORPHE』が”答え”になるのではないかと思います。

また、『EVORIDE ORPHE』のようなデジタル技術を使ったランニングシューズは、コロナ禍だからこそ価値あるものになるはずです。

例えば三密を避けるため、仲間同士で集まれない、そしてお互いのアドバイスができないような状況では、その代わりをこのシューズがしてくれるのではないでしょうか。

『EVORIDE ORPHE』はランナーに新たな体験をもたらすスマートシューズ

今回お話を伺って分かったのは、多くのランナーにとって『EVORIDE ORPHE』は、現代のデジタル技術とアシックスの長年培った経験・知識がもたらす革新的な体験になるということです。

アシックスではこうしたスマートシューズの技術を、ランニング以外のスポーツでも展開できないか検討しているとのこと。「ユーザーの方と一緒に未来のランニング像を作っていきたいですね」と語る猪股氏。今後もアシックスの動きから目が離せません。