【PR】スポーツの力で日本を元気にしたい。スポーツメーカーのミズノがコロナ禍で挑んだ取り組みとは

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【PR】スポーツの力で日本を元気にしたい。スポーツメーカーのミズノがコロナ禍で挑んだ取り組みとは
世界の舞台で戦うアスリートをはじめ、日常的にスポーツを楽しむ人々のためにウエアやスポーツ用品を幅広く展開するミズノ。各競技団体に対しても、ユニフォームなどの開発・提供を通じてサポートしています。
2021年シーズンに向けて発表されたウエアで目を引くのが、直線的でダイナミックなデザインの『ダイバーシティグラフィック』。コロナ禍という状況下で、“ある想い”から生まれたというデザインについて、ミズノ株式会社 コンペティションスポーツ事業部 マーケティング部 課長の池田知靖氏にお話しを伺いました。

2021年度のウエアだからこそ『ダイバーシティグラフィック』を採用

ーー『ダイバーシティグラフィック』をウエアに採用したきっかけは?

2019年からの3年間はゴールデンスポーツイヤーズと呼ばれ、ミズノとしてもスポーツが盛り上がるこのタイミングをすごく大事にしてきましたが、コロナの影響で大会が延期や中止となり、日本に落胆の色が広がりはじめていました。
そんななかで私たちが考えたのが、「スポーツの力で日本を元気にできないだろうか?」ということ。そして、スポーツを頑張っている人を応援しようと思ったとき、例えばトップ選手や、部活に励んでいる生徒や学生、元気に走りまわる子どもたち、健康のために運動している中・高年齢層の方もいる。さらには性別や世代、志向性やレベルで見たとき、スポーツに取り組む層は幅広くこうした多様な人たちを支えたいという想いが、「ダイバーシティ」というワードにつながっていきました。

ーーウエアに描かれた『ダイバーシティグラフィック』が表現するものは?

スポーツの躍動感というのは、スポーツをする人・みる人・ささえる人も含めた多様な人たちに分け隔てなく大きな力を与えてくれると思っています。今回我々がいちばん大事にしたかったのが、この「スポーツの躍動感」です。
デザインをお願いしたアーティストの澁谷忠臣氏は、直線を効果的に使った作風が持ち味。今回のデザインでも、直線を活かしたダイナミックな構図で、スポーツのスピード感や躍動感が表現されています。
『ダイバーシティグラフィック』では、「スポーツの躍動感」のほかにも、「都市のエネルギー」や「日本の感性」がテーマになっていて、進化し続ける都市部の象徴としてスクランブル交差点や高層ビルが描かれているほか、「勝」という漢字の一部がデザインされています。
ウエアのカラーには、「ダイバーシティブルー」と「エナジーレッド」をメインカラーとして採用しています。
「ダイバーシティブルー」は、日本古来の勝色である濃紺から冷静さをイメージする藍色のグラデーションで構成され、選手と応援するすべての人々のそれぞれの想いを表現しています。
いっぽうの「エナジーレッド」は、日の丸をテーマに選手の持つエネルギーで日本中が沸き立って欲しいという想いを込めています。

ーーウエアには『ドライエアロフロー』という素材が使われているそうですが、どんな効果があるのでしょうか?

『ドライエアロフロー』は、大量に汗をかいたときでも高い通気性を確保し、ウエアのべたつきを抑えるミズノ独自の機能素材です。
従来の衣服は、生地に空隙(メッシュ)を施すことで空気の通り道を確保して通気性を高めてきましたが、大量に汗をかくと空隙が汗で埋まり「汗の膜」ができ通気性が損なわれてしまっていました。
そこでミズノでは、「疎水・撥水糸」と「吸水糸」を組み合わせ、汗が下に流れやすい特殊な構造にすることで、汗による膜をできにくく、通気性を保つ生地設計にしています。
ほかにも、卓球は「横」の動き、バレーボールは「縦」の動きというように、各競技に求められる動きを3次元のデータ解析から求め、それぞれの動きに適したウエア設計『ダイナモーションフィット』などもユニフォームに採用しています。

14の競技でウエアのグラフィックを統一

ーーいままでバラバラだったウエアのデザインを統一されるうえで、苦労された点などは?

各競技団体のオフィシャルサプライヤーとして、ミズノは今年、14の競技(水泳、ボート、ホッケー、ボクシング、バレーボール、体操、セーリング、ウエイトリフティング、卓球、柔道、ソフトボール、射撃、近代五種、アーチェリー)をサポートしています。
毎回ウエアのデザインについては、各競技の協会や連盟の方々にプレゼンするのですが、先方にもさまざまな考えがあり、当初の提案通りにいかないことも多いんです。
ですが今回は、他の競技とも見えない垣根を乗り越え手を組み、統一のデザインにすることで、選手の気持ちがひとつになり、日本中を元気にさせることができるのではないかと考え説明したところ、各協会や連盟の方々にご理解いただくことができました。
ただし、ボクシングなどはルールによって前面にグラフィックが使用できなかったり、ホッケーはグラフィックに桜のモチーフをプラスしたり、条件やチームのイメージに合わせてアレンジしています。
写真はバレーボール女子チームのユニフォーム

「#ともに越えよう」は、目標を失い落ち込んでいる若者に向けたメッセージ

ーーWebやSNSで展開されている「#ともに越えよう」というメッセージに込めた想いとは?

コロナ禍になりさまざまな大会が中止・延期になるなかで、我々としては、部活を頑張ってきたのに目指していた大会がなくなり、目標を失い、そのまま練習もできずに、通常よりも何ヵ月も前に引退となってしまっている生徒や学生たちをどうにか励ましたい、という想いが強くありました。
実際に何ができるかと考えたときに、自分たちでは何もできない…。でも、我々の強みとして、たくさんの選手の方々とお付き合いがあります。そこで選手たちに、「#ともに越えよう」というキーワードを含んだ励ましのメッセージを動画で撮影してもらい、それをWebやSNSで発信するという取り組みを2020年の4月8日~5月6日まで行いました。
80名以上ものミズノの契約選手にお声掛けしたところ、みんな快く引き受けてくれて、たくさんのメッセージが集まり、ミズノのWebサイトやSNSなどを通じて多くの人たちに届けられました。

ーーこの取り組みに対してどんな手応えを感じていますか?

選手本人がメッセージを発信してくれているので、それに対する反響が大きかったと聞いています。
選手側は「#ともに越えよう」と、みんなを励ますメッセージを発信していますが、それに対してファンの方々から選手を応援する声が返ってきて、逆に選手のほうが元気づけられるといった効果もあったようです。
こうしたところが、まさに「ともに」という言葉がはまったというか、選手とみんなの気持ちがひとつになれたと思っていますし、我々としてできることをしっかりやりきれたかなと思っています。

「やっぱりスポーツっていいよね」って思える世界をつくっていきたい

ーー『ダイバーシティグラフィック』によって、どんな盛り上がりを見せてくれると思いますか?

過去に行われた大きな大会を見てみても、競技によって着ているウエアの柄がバラバラだと、見ている側の印象に残りにくいですが、今回は14競技で統一された柄が露出されるので、おそらくたくさんの人々の印象に残るはずです。
それにより、今まで以上にスポーツに対する興味が高まり、自分もスポーツを楽しもうとか、将来的には自分も選手を目指して頑張ろうとか、そういった想いがひとつになって、「やっぱりスポーツっていいよね」って思えるような世界をつくっていけたら…。そうなることで、我々の取り組みが、SDGsの目標3(すべての人に健康と福祉を)につながっていくと考えています。

「日本を元気にしたい」の想いと取り組みは、SDGsの取り組みでもある

「より良いスポーツ品とスポーツの振興を通じて社会に貢献する」という言葉が我社の経営理念にあります。
今回の日本を元気にしたいという取り組みもそうですが、こうした活動をたゆまず全うしていくことが、我々にとって持続可能な開発目標(SDGs)に向けた取り組みになると考えています。
私たち各事業部の目標をSDGsの17の目標に当てはめた場合、だいたいどの事業部でも3(すべての人に健康と福祉を)、4(質の高い教育をみんなに)、12(つくる責任、つかう責任)が挙げられますが、スポーツメーカーとして特に3の目標を重視していると言えます。
今回、このような考えの下に、選手のウエアと同じく『ダイバーシティグラフィック』を採用した応援用のTシャツやウエアを販売していますので、たくさんの方々にこれを着て応援していただき、併せてスポーツを楽しんでいただけたらと思います。
『ダイバーシティグラフィック』が描かれたウエアで応援を。

スポーツに取り組むすべての人々を元気に!

コロナ禍で、目標を失い落ち込んでいる若者をどうにかして励ましたい、スポーツの力で日本を元気にしたい…。総合スポーツメーカーとして、ウエアなどの用品でスポーツする人をささえるミズノの熱い想いが、インタビューを通して伝わってきました。
「#ともに越えよう」を合言葉に、ぜひ、今回ご紹介した『ダイバーシティグラフィック』が描かれたTシャツやウエアを着用して、憧れの選手と気持ちをひとつに、それぞれの目標にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

ミズノ公式案内ページは下記リンクから