〜フェアプレイインタビュー〜【スポーツクライミング】野口啓代 選手

インタビュー

東京オリンピックの新種目

野口啓代選手は小学5年生の時にクライミングに出会い、翌年には中高生も出場する全日本ユース選手権で見事優勝。中学生になると世界大会にも出場するようになり、輝かしい成績を残します。19歳で日本人女性としては初めてワールドカップ(ボルダリング)で優勝を飾り、現在まで世界の第一線で活躍を続けています。また、スポーツクライミングが追加種目として採用される2020年東京オリンピックでは、金メダルが期待されています。

ライバルにもエールを

「スポーツクライミングは個人競技ですが、仲間と一緒に登ることで互いに学び、成長できるスポーツです。ライバルであっても一緒に登る仲間として考えるというフェアプレー精神が根付いています」と教えてくれました。「世界各国で開催される試合では、登っている選手の国の言葉で応援を送り合う習慣があります。日本人なら『がんば!』、フランス人なら『アレ!』、ロシア人なら『ダバイ!』。各国のコトアは話せなくても応援の言葉だけは知っていて、お互いが良い登りができるように声援や拍手を送り合います」

スポーツクライミングの選手たちは自分がベストを尽くすのはもちろん、ライバル選手の良いパフォーマンスを見たいという気持ちを強く持っているそうです。

体も頭もよく使う

スポーツクライミングの面白さについては、「どうやって登るかルートを考えなければならないので、体だけでなく頭も使います。室内の壁だけでなく自然の岩も登れるようになると楽しいですよ。感染する際には、トップ選手の磨き抜かれたアクロバティックな動きを生で観てほしいです」と話してくれました。
(「JSPOフェアプレイニュース」98号, 2018年8月27日発行)