とやま・なんと国体2020、出場選手インタビュー!今大会注目のスキー選手を紹介します。③

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とやま・なんと国体2020、出場選手インタビュー!今大会注目のスキー選手を紹介します。③
2月16日(日)〜2月19日(水)に開催される第75回国民体育大会冬季大会(とやま・なんと国体)では、ジャイアントスラローム、クロスカントリー、スペシャルジャンプ、コンバインドのスキー4種目が行われ、出場選手たちが雪上で熱い戦いを繰り広げます。

今回は今大会注目のスペシャルジャンプに出場する選手について、大会に向けてインタビューを実施しましたのでご紹介いたします。

スペシャルジャンプ 大井 駿(少年男子 北海道代表)

【プロフィール】

大井 駿(おおい しゅん)
所属(学校、クラブなど):札幌日本大学高等学校スキー部
好きな食べ物:うなぎ
アピールポイント:勝負魂

・実績

第69回全国高等学校スキー大会 男子スペシャルジャンプ 5位
FIScup 2018 出場 など

【インタビュー】

Q.1 ジャンプ競技との出会いはいつですか。これまでどんなスポーツや習い事をしてきて、いつ、なぜジャンプ競技で勝負しようと思ったのですか。

姉がテレビを見たのがきっかけで、自分も一緒に連れられてジャンプ台へ行きました。もうそこからは気づけば飛んでいた感じですね。

これまで、野球・ソフトテニス・ピアノ・水泳・バドミントン・アルペンスキーを習っていました。中学に上がった時に、自分の一番好きなジャンプをやりたいと思いました。

Q.2 ジャンプ競技というスポーツの面白いところ、またアスリートとしてジャンプ競技と向き合ったときに難しいと感じていることを教えてください。

ジャンプは空気を切り裂いて飛んでいる感覚がとても気持ちがいいです。特に良い風に当たって浮く感覚は日常では味わえない面白さがあります。

難しいと思う面は、心理的な部分だと思います。良いジャンプをできる体が作られていて、良いジャンプをできる技を磨けていても、緊張でそのジャンプが再現できなければ意味がないからです。

Q.3 競技を続けるうえで欠かせない存在は誰ですか。その方はどのようなサポートをしてくれていますか。伝えたいことはありますか。

菅野公則先生です。中学校までは、コーチからの指導をただ実践しているだけでしたが、高校で菅野先生の指導を受けてから、自分に必要なこと何かを常に考えて行動するようになりました。

それは、ジャンプだけでなく、勉学においてもとても役に立ちました。高校1年生から今まで、私にずっと寄り添ってくださり、ここまで成長できたのは菅野先生のおかげと感じます。

例えば、ジャンプの指導の時に、これまでのコーチは「これをしろ、あれをしろ」というような指導で理由もわからずやっていたんですが、菅野先生は「これをするにはどうしたらいいと思う?なぜ必要だと思う?」というように僕に問いかけて考えさせてくれました。いつも本当にありがとうございますと、伝えたいです。

Q.4 大会中や練習中、あるいはプライベートにおいて、自分が成長するきっかけとなった出来事やエピソードはありますか。

高校1年生の時から全日本スキー連盟の強化指定選手に選ばれ、日本代表として海外遠征に参加できるようになったことです。実際に世界を見て視野も広がりました。日の丸を背負っているので、絶対に勝つという気持ちが芽生え、日頃の練習に真剣味が出るようになりました。

Q.5 ジャンプ競技において自分がライバルだと意識している選手、あるいは目標にしている選手はいますか? また、差し支えなければその選手のお名前を教えてください。

僕のライバルは日下瑠基選手です。絶対に勝ちます!

Q.6 大井 駿選手にとって、国体とはどんな大会ですか。楽しみにしていることはありますか。
高校3年となり、高校生以下の大会も残り少ないので頑張りたい大会のひとつです。富山県に行くのは初めてなので楽しみです。

Q.7 国体本番に向けて、今の意気込みをお聞かせください!

まだ高校生以下の大会を制したことがないので、優勝を目指して頑張ります!

スペシャルジャンプ 小林 龍尚(少年男子 岩手県)

【プロフィール】

小林 龍尚(こばやし たつなお)
所属(学校、クラブなど):盛岡中央高校
好きなアーティスト:GADORO、JP THE WAVY、RIRI、AK69、輪入道、KOHH
アピールポイント:空中のきれいさなら負けません!

・実績

2019ジュニア世界選手権
第68回全国高等学校スキー大会 男子スペシャルジャンプ 準優勝
JOCジュニアオリンピックカップ2019 優勝
第69回全国高等学校スキー大会 男子スペシャルジャンプ 4位 など

【インタビュー】

Q.1 ジャンプ競技との出会いはいつですか。これまでどんなスポーツや習い事をしてきて、いつ、なぜジャンプ競技で勝負しようと思ったのですか。

兄たちがスキージャンプ競技をしてたので、自然と練習や試合についていく機会が多かったんです。そうしているうちに、自分も周りでスキーをして遊んでいたら、興味が湧いてきました。

小学校から中学校3年生までの9年間は、夏は野球に取り組みました。それ以外にも友達との間でたくさんのスポーツを遊んできました。

Q.2 ジャンプ競技というスポーツの面白いところ、またアスリートとしてジャンプと向き合ったときに難しいと感じていることを教えてください。

自分の技術、体調、メンタルに限らず、屋外競技なので天候に左右されるところが難しくも面白いところだと思います。

Q.3 競技を続けるうえで欠かせない存在は誰ですか。その方はどのようなサポートをしてくれていますか。

親です。両親がいなければこの競技に出会えてもいなかったと思います。特に父が熱心だったこともあり、北海道や長野にたびたび連れて行ってくれました。

Q.4 大会中や練習中、あるいはプライベートにおいて、自分が成長するきっかけとなった出来事やエピソードはありますか。

兄やコーチがボソッと言った言葉を聞き逃さないことです。こうしたさり気ないところに、成長のヒントがあったりするので。

Q.5 ジャンプ競技において自分がライバルだと意識している選手、あるいは目標にしている選手はいますか? また、差し支えなければその選手のお名前を教えてください。

ノルウェーのヨハン・アンドレ・フォルファン選手と、兄の小林 陵侑です。

Q.6 小林龍尚選手にとって、国体とはどんな大会ですか。楽しみにしていることはありますか。

国体は各県のトッププレイヤーが集まる貴重な大会なので、そうした選手と上位を競い合うことが楽しみです。

Q.7 国体本番に向けて、今の意気込みをお聞かせください!

雪不足の中大会運営に携わっていただきありがとうございます。常に関係者、コーチ、家族への感謝を忘れずに頑張りたいと思います!

スペシャルジャンプ 工藤 漱太(少年男子 北海道代表)

【プロフィール】

工藤 漱太(くどう そうた)
所属(学校、クラブなど):下川商業高校
好きな食べ物:寿司
アピールポイント:バランスの良いジャンプ

・実績

ローザンヌ2020ユースオリンピック スキージャンプ混合団体 銀メダル など

【インタビュー】

Q.1 ジャンプ競技との出会いはいつですか。

家の裏にジャンプ台があり、飛んでいて楽しかったのがきっかけです。

Q.2 ジャンプ競技というスポーツの面白いところ、またアスリートとしてジャンプ競技と向き合ったときに難しいと感じていることを教えてください。

空中でふわふわと身体が浮かぶ、独特な感覚が面白いです。また、常にベストな調子を維持することが難しいです。

Q.3 競技を続けるうえで欠かせない存在は誰ですか。その方はどのようなサポートをしてくれていますか。

自分がジャンプを飛ぶ上で、関わってくれるすべての人です。

Q.4 大会中や練習中、あるいはプライベートにおいて、自分が成長するきっかけとなった出来事やエピソードはありますか。

切磋琢磨し、周りのライバルと共に成長していくことが、とても良い刺激になります。

Q.5 ジャンプ競技において自分がライバルだと意識している選手、あるいは目標にしている選手はいますか?

目標にしている選手は伊東大貴選手です。

Q.6 国体本番に向けて、今の意気込みをお聞かせください!

自分の課題を克服できるようなジャンプができるように頑張ります!

スペシャルジャンプ 二階堂 蓮(少年男子 北海道代表)

【プロフィール】

二階堂 蓮(にかいどう れん)
所属(学校、クラブなど):下川商業高校
好きなもの:アニメ、声優など
アピールポイント:笑顔

・実績

2019ジュニア世界選手権
FIS ワールドカップ2020 札幌大会 出場
第69回全国高等学校スキー大会 男子スペシャルジャンプ 優勝 など

【インタビュー】

Q.1 ジャンプ競技との出会いはいつですか。これまでどんなスポーツや習い事をしてきて、いつ、なぜジャンプ競技で勝負しようと思ったのですか。

父が元ジャンプワールドカップ選手で、その父にジャンプ台まで連れられたのがきっかけです。

Q.2 ジャンプ競技というスポーツの面白いところ、またアスリートとしてジャンプ競技と向き合ったときに難しいと感じていることを教えてください。

このスポーツの面白いところは、生身で鳥のように空を飛ぶことができるところ。

逆に難しいと思うことは、遠くまで飛ぶために助走の乗り方はどうやって乗るか、スピードを殺さないでどうやって立てるか、どうしたら風をうまくとらえて遠くまで飛んでけるかです。

Q.3 競技を続けるうえで欠かせない存在は誰ですか。その方はどのようなサポートをしてくれていますか。伝えたいことはありますか。

両親です。恥ずかしくて伝えたことはありませんが、今まで僕のために金銭的な面でのサポートをしてくれたり、結果が出なくて落ち込んでいる時は慰めてくれる。それが僕にとっては一番の支えになってます。

Q.4 大会中や練習中、あるいはプライベートにおいて、自分が成長するきっかけとなった出来事やエピソードはありますか。

近い年代で、小林陵侑選手が昨シーズン日本人初のジャンプ週間でグランドスラムを取ったことが刺激になり、自分も今まで以上にもっと頑張ろうと思いました。

Q.5 ジャンプ競技において自分がライバルだと意識している選手、あるいは目標にしている選手はいますか? また、差し支えなければその選手のお名前を教えてください。

自分の中でのライバルは竹花大松選手です。

Q.6 二階堂 蓮選手にとって、国体とはどんな大会ですか。楽しみにしていることはありますか。

優勝して表彰台に立つのが楽しみです。

Q.7 国体本番に向けて、今の意気込みをお聞かせください!

他の選手には負ける気がしないので、2位と大差をつけて勝ちます!

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