する・みる・ささえる。わたSHIGA輝く国スポ2025に参加する、みんなの想いをお聞きしました。

競技に参加する人も、観戦・応援する人も、そして大会を支えてくれるスタッフの方々も、スポーツにはみんなの想いがあります。
JSPO Plus編集部は29日(月)と30日(火)の2日間、8つの会場を訪れ、選手や選手を応援する仲間、ご家族、大会スタッフなど、競技会会場にいらしたみなさんに、国スポに参加された想いや国スポの魅力などをお聞きしました。
●バレーボール ●ボクシング ●弓道 ●なぎなた ●相撲
9月30日(火)
●レスリング ●セーリング ●テニス
9月29日(月):バレーボール、ボクシング、弓道、なぎなた、相撲
バレーボール
熊本県の少年男子代表(鎮西高校)の選手のファンで、今日は親子で初めて国スポを観に来ました。数年前に息子がハンドボールで国体に出場したのですが、今は国スポという名前に変わったのですね。今回は日帰りなのですが、時間があれば成年のバレーボールや、私たち親子はハンドボールをしていたので、そちらも観たかったですね。
バレーボール会場の入口で受付をしていて、ご来場の方にパンフレットをお配りしたりする案内役をしています。現在住まいは京都ですが、出身は滋賀県で私もバレーボールをやっていたので貢献活動と言いますか、大会を盛り上げようという思いでサポーター(滋賀県ボランティア)に応募しました。他でもボランティア活動をしていますが、やっぱり国スポは全国の大会ですから規模が違いますね。全国から来られる方々に「滋賀にきて良かったな」と思っていただけるように、おもてなしの気持ちでお迎えしています。
国スポはこれまで練習してきた成果を発揮する舞台で目標はもちろん日本一です。全員一丸となって優勝目指して頑張ります。
※京都府代表(東山高校)は決勝で熊本県代表(鎮西高校)と戦いフルセットの末、惜しくも準優勝という結果となりました。
ボクシング
相手が強くて娘は負けてしまいましたが、強い選手と戦えたことは娘にとってもいい経験になったと思います。高校1年生でボクシングを始めてもう9年くらい経ちますが、今では仕事をしながら減量してこの試合に臨めたことも本人の努力だと思います。国スポは選手のみなさんがすごく努力をして立たれる舞台で、それを私たちが観戦できる素晴らしさを感じます。
息子2人が出場するので応援に来ました。長男がバンタム級で、次男がライトフライ級で出場します。今回は滋賀県での開催なので祖母も一緒に来られましたし、友達もたくさん応援に来てくれていて、これが地元開催の大きいところですね。滋賀県は琵琶湖と山ときれいな川があって食べ物も美味しいですし、人が穏やかなところがいいですね。
ボクシング会場のおもてなしエリアで熱中症予防の水をお配りしています。友人に誘われて今回初めてボランティアに参加しました。ここで選手たちを見ていると、自分もスポーツしたいという気持ちが高まってきて、東近江市で開催している元旦マラソンに出てみようかなと考えています。国スポをきっかけに、もっと子どもたちがスポーツと触れ合える環境ができたらいいなと思います。
弓道
娘の応援に来ましたが残念ながら予選で負けてしまいました。弓道は高校から始めましたが、先輩たちの姿を見てかっこいいと思ったようです。春の大会で優勝してインターハイで鳥取にも応援に行きましたし、娘のおかげでいろいろなところに連れて行ってもらっています。娘はこれまでスポーツに興味なかったので、まさか弓道で国スポに選ばれるなんて思っていませんでした。インターハイに出ることを目標に3年間頑張って、その夢が叶って、国スポにも出場できたことを嬉しく思います。
今回、競技者の射の様子を仲間や観客が別室のモニターで見るというスタイルでした。いつもは的に当たったときに「よーし!」とか仲間のかけ声が聞こえて、それで士気も上がったりするので、その声がないのはちょっと寂しい感じがしました。滋賀に来て、彦根城の上まで登りに行きましたが琵琶湖がきれいに見えました。
弓道の大会は、大学生だと「王座」という大会があるのでそこを一番に目指していますが、一般になるとやっぱり国スポを一番の目標にしている人が多いと思います。弓道は静かに引いているように見えますが、結構熱い想いを持って引いているし、みんなの声援を受けて全員が気持ちをひとつに頑張れるところが魅力ですね。当たりの結果以外にも射形の美しさなど、選手それぞれに個性が出るので、そのあたりも見ていただけると面白いと思います。
国スポは、普段関わらない人たちと一緒に同じ大会の優勝を目指して頑張るので、チームの仲間はもちろん、他県の人との交流も楽しみにしている大会です。
実行委員として予想していたよりも盛り上がっているという感触があり、たくさんの(一般の)方に見に来ていただいているのが嬉しいですね。彦根にこれだけ人が集まってくれることはなかなかないですから。
会期の後半に彦根市で開催される陸上競技は注目度が高く、駐車場の数が足りるか心配ですが、たくさんの観客が見に来てくれる、盛り上がってくれることを期待しています。リハーサル大会から関わってきましたが、トップアスリートの姿、応援など含めて、国スポの大会の様子は心にぐっとくるものがありました。
なぎなた
なぎなたは1983年に開催されたあかぎ国体(第38回/群馬県)のときに初めて正式種目になりました。なぎなたは女性がする競技という印象が強いですが、今では男性でも競技者が増え、全日本選手権や都道府県大会では男性のクラスも設けられています。
他の大会と比べ国スポには、開催する地域を上げて盛り上げてくれる雰囲気がありますね。市や町を上げて盛り上げてくれることで、なぎなたを知らなかった方たちが少しずつ興味を持って、この日を心待ちにされていることを感じるので、それが国スポの魅力だと思います。
年齢に関係なくできるのもなぎなたの魅力で、小さいお子さんは2、3歳から上は90代ぐらいの方までいます。
なぎなたをされている方はやっぱり姿勢が素晴らしく、こうした姿や立ち振る舞いなども大切にするところもなぎなたの魅力と言えます。
インターハイだと学校として出場しますが、国スポは県の代表として出場するので、県民の方々から応援していただくので気持ちの面でも違いを感じます。新聞などでも取り上げていただくこともあるので、他の試合よりも気分が上がって競技に臨めます。
なぎなたは日本古来の武道で、他の武道よりも礼儀作法や姿勢などを重んじていて、競技面だけではなく精神面も鍛えられるところもいいなと思います。
試合で来ているので自由に観光などはできませんが、こうして他の都道府県の選手たちと交流できることがすごく楽しいですし、自分たちのモチベーションも上がり試合自体も楽しめました。
相撲
息子が高1で初めての国スポ出場。しかも地元開催の国スポですごく嬉しいです。コロナ禍で大会が1年ずれたことで、運良く出場することができました。初めて国スポに来ましたが、全国規模の大きな大会で会場の盛り上がりもすごいですね。昨日の開会式も大会の大きさを感じましたし、楽しかったです。
選手も応援の方々も、駅の利用者がいつもより多く、大会の盛り上がりを感じています。みなさん楽しそうに会場に足を運ばれていて、初めて国スポを見に来ましたが、人の動く大きな大会だと感じています。
自分が所属する雷部屋の垣添親方の息子さんが埼玉県代表として出場するため応援に来ました。(獅司関はウクライナご出身のため)自分は国スポ出場経験はありませんが、この会場の雰囲気は最高ですね。
9月30日(火):レスリング、セーリング、テニス
レスリング
開会式は昨年の佐賀国スポよりもコンパクトにされていて、時間も短くして工夫されているかなという印象がありました。レスリング会場の他にもいくつか会場をまわってきましたが、どこに行っても運営の方たちが丁寧に対応されているなと感じました。時間的に余裕があれば彦根城など観光もしてみたいと思っています。
私は栗東市の職員で今回、レスリング会場入口で受付などのご案内をしています。滋賀県での開催は44年ぶりということで、前回は私が生まれる前で、今回は栗東市の職員として働き始めて1年目にしてこうした大きなイベントに携われるのはすごく光栄で貴重な経験をさせていただいていると思います。国スポを機に、滋賀県の子どもたちも見に来ていると思うので、何かを始めるきっかけになったり、スポーツ熱がもっと盛り上がってくれたりしたらいいと思っています。
国スポ出場は初めてなのですごく嬉しいです。中学までは陸上をしていましたが、もともと兄がレスリングをしていて、ちょっとかっこいいなと思って、僕も高校からレスリングを始めました。レスリングの魅力は、やっぱり練習を頑張った分だけ結果も出るみたいな感じなので、そういうところがいいなと思いました。国スポは県のチームとして少年の部と成年の部が一緒に行動するので独特な雰囲気があります。会場の雰囲気も明るく賑やかで楽しいですね。
レスリング会場のおもてなしエリアで選手や来場者に食事を提供しています。日替わりで今日はチャーハンです。ご飯は栗東市でつくった「キタアカリ」というお米を使用しています。レスリング会場のある栗東市はホテルが少なく、またレスリングは会場で軽量するまではご飯が食べられないとのことで、食事をふるまうことになりました。国スポを契機に子どもや若い人たちが活躍する場が広まればいいなとは思っています。
セーリング
国スポは国体の時代からもう20年くらい出場しています。セーリングは自然が相手なので毎回気象状況も変わるし、常に同じということがありません。そういった面白さや仲間たちとレースできるのが楽しいですね。国スポは私にとって一番メインにおいている大会で、ここに合わせて練習しています。もう40歳になるので運動する良いきっかけと言いますか、これがないと運動しなくなってしまうかなと思っています(笑)。
普段は少年420級という2人乗りに乗っていますが、今回の大会はILCA6級という1人乗りのほうで挑戦します。普段は部活も大会も高校生だけですが、国スポは成年の部と一緒で、オリンピックにも出場経験のある人もいてすごく新鮮な気持ちで過ごしています。
琵琶湖は水平面なので、波に影響されないで走れる感じがあります。海と違って湖の場合、周囲に建物などが多い分、風向きが変わりやすく、その風を掴めないとすごく遅れをとってしまうので、そこが難しいなと思います。セーリングの魅力はそういったその時々の自然の状況によって毎回違うところで、だから飽きないし、楽しいところだなと思います。
大学からウインドサーフィンをしています。国スポは経験値のある社会人の方たちも参加されるので、レベルの高い人と会える楽しみもありますし、高校生とも一緒のチームで過ごすことが多いので、良い刺激をもらっています。
セーリングは大きな機体を扱うという楽しさがあると思いますが、ウインドサーフィンは機体が小さい分スピードが出て、体感速度は40~50km/hくらい。風に乗って進む疾走感や、波で飛んだりするトリックの爽快感も楽しめるのがウインドサーフィンの魅力です。
こちらのブース(会場内の観覧ブース)ではセーリングやウインドサーフィンの競技の様子をモニターで映すとともに、会場にいらした方に、水やスポーツドリンクなどを提供しています。国スポにいらした方々には、滋賀県に来たな、琵琶湖に来たな、という思い出を持って帰っていただければと思いますし、滋賀県はとても歴史があるところなので、そういった歴史の部分も感じていただけたらと思います。国スポの開催をきっかけに、県民の方々がよりスポーツに親しんでいかれるような環境になるといいなと考えています。
テニス
高校のテニス部で実行委員会からの要請を受け、補助スタッフとして参加しています。滋賀県内のテニス部員が100名くらい集まってコート整備やボールボーイなどをしています。国スポは初めてなので緊張や不安もありますが、上手な人たちのプレーを間近で見られるのですごく嬉しいです。
国スポの魅力は、成年の部と少年の部が1つの会場で試合できるということ。例えば少年だけだとインターハイと全く一緒になってしまいますが、少年の部の試合でも大人が一緒になって応援したり、地域の方々が応援に来てくれたりというのは、やっぱり国スポならではの雰囲気で、とてもいいと思います。チームでも直前に少年の部と成年の部が一緒に強化練習をするなど、国スポがあることで大人と子どもが繋がれるというメリットも生まれます。
これまで少年の部と成年の部が同じ会場で行なうことがなかったのですが、今回は一緒で、結構盛り上がっている感じがあって楽しいです。また、これまでの(国スポの)会場は街中にあることが多かったのですが、今回の会場は緑に囲まれていて、雰囲気も新鮮です。
チームのスローガンは「人生一度きり今を楽しもう!」。地元愛が強いチームなので、地元のために頑張るという気持ちでチーム一丸となって戦えているような感じがしています。
スポーツには、みんなの想いがある。
今回、国スポを取材して感じたことは、選手、観客、運営やボランティアスタッフの方々がそれぞれの立場で大会を価値あるものとして感じられているということでした。
そして、国スポの魅力として、地元の代表として大人(成年の部)と子ども(少年の部)が一緒に行動しチーム一丸となって競技に臨めることや、他の都道府県の選手たちとの交流、開催県での観光(スポーツツーリズム)などを楽しまれているといった声を聞くことができました。
次回2026年の第80回大会は、冬季大会・本大会ともに青森県で開催されます。今回の滋賀国スポ同様、魅力の詰まった大会をぜひご期待ください!
「湖国の感動 未来へつなぐ。わたSHIGA輝く国スポ2025開会式の様子をリポート!」

新潟県柏崎市から孫(高3)の応援で来ました。孫が出る大会は“おっかけ”のように行っていたのですが国スポは初めてなのでぜひと思って。国スポは毎回開催地が変わるので、孫を追いかけながらその地域の良さを発見できるのが楽しみだと思います。琵琶湖を観光して、美味しいものを食べて帰る予定です。